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文化芸術最前線
1979年のイラン・イスラム革命が勝利を収めた時期に当たる、毎年2月の上旬の10日間は、ファジル即ち「夜明けの10日間」と呼ばれ、イラン全国で様々な行事が行われます。これらの行事には、色々な団体や人々が自らの職業や活動に沿って参加し、芸術家もこの期間には様々なイベントを立ち上げることで、他の人々と同様にこれらのイベントに加わります。毎年2月にファジル国際映画 …
少し前まで、イランの映画界とその関係者は多忙を極めており、彼らの多くは、第32回ファジル国際映画祭で上映される予定の、新しい映画の制作に取り組んでいました。イランの映画界において、ファジル国際映画祭は最も重要で総合的なイベントだといえます。この映画祭は、「夜明けの10日間」と呼ばれる毎年2月の上旬、即ち1979年のイラン・イスラム革命の勝利記念週間に行われ、 …
ファジル国際映画祭は、イランの映画界の最大のイベントであり、毎年2月上旬、イランイスラム革命の勝利を記念する時期に行われます。この映画祭では、前の年に制作された映画の多くが上映され、審査にかけられるのです。第1回ファジル国際映画祭は1982年、イランや外国の映画を広く一般の人々に知ってもらい、映画関係者の意見交換の場を設ける目的で、テヘランにて開催されました …
第32回ファジル国際演劇祭とその概要 ファジル国際演劇祭は、イランの演劇界の最も重要なイベントであり、今年で32回目を数えます。この演劇祭は先月14日に開幕し、イランイスラム革命の勝利記念週間が始まるまでの今月1日まで開催されました。この演劇祭の大半はコンペティションであり、様々な部門に分かれてイランや外国の劇団が参加します。なお、この演劇祭では、さらにラジ …
アラビアのロレンスの主役ピーター・オトゥール氏が逝去 昨年12月14日、映画「アラビアのロレンス」に出演したアイルランドの俳優ピーター・オトゥール氏がこの世を去りました。「アラビアのロレンス」はイギリスの陸軍将校、トーマス・エドワード・ロレンスのアラビア半島のヒジャーズ地方における活動をテーマとして、1962年に制作された映画であり、オトゥール氏が主役ロレン …
前回は、イラン中部の砂漠地帯にあるヤズド州と、その気候をいかした生活手段としての施設などを中心にお伝えしました。今夜も前回に引き続き、私・山口雅代がヤズド州の魅力について、実際のインタビューも交えながらお伝えしてまいります。 … …
イランが四季の変化と多様な気候に恵まれた国であることは、これまでに何度かお話してまいりました。そうした中で、日本にはない、イランの自然を代表するものの1つとして、皆様もご存知の乾燥した砂漠があります。しかし、砂漠地帯は単に灼熱の太陽が照りつける乾燥地域ではなく、昼と夜、そして夏と冬の寒暖の差が非常に大きいことが特徴です。また、イランの砂漠は単に砂地の広がる荒 …
人間と火の関係の歩み 動物が火や煙を恐れるのとは対照的に、人間は火を制御し、これを生活に取り入れてきました。人類は、火を使うことで生活に大きな変化をもたらし、この出来事を地上における生活の歴史の転換点としたのです。食材を火にかけて煮たり焼いたりすることは、料理という文化が生まれる瞬間をもたらしました。人類社会の発展の歴史を通して、人類は食材を食する状態にでき …
映画やテレビは、強力なメディアであり、様々な番組を通して世論に影響を与えることに努めています。ドキュメンタリー映画、さらにはテレビの連続ドラマでさえも、政治的、社会的な話題を取り上げることで、視聴者にある出来事の別の側面を提示し、ニュースを超えた視点から伝えています。 … …
今年の12月7日に当たるイラン暦アーザル月16日は、『学生の日』とされており、毎年この日にちなんで、大学生の地位と尊厳に敬意を表する記念式典が開催されます。しかし、今年のこの日は、イランのジャーナリストやコミュニケーション学の教授や学生が、自分たちの恩師を永遠の眠りの地まで送る日となりました。その恩師とは、イランにおけるコミュニケーション学と報道技術の進歩に …
古代のイラン人と深く結びついているヤルダーの儀式 今年の冬至は、12月22日で、本格的な冬の始まりとされています。イランでは、この前夜が冬至の夜、シャベ・ヤルダーと呼ばれています。この日は、1年中で最も夜が長く、イランの文化や風俗習慣ではヤルダーの夜と呼ばれ、特別な位置づけにあります。ヤルダーの夜に行う儀式は、古代のイランの一大イベントであり、これを執り行う …
前回は、健康増進に役立つイランの伝統的な飲料についてご紹介してまいりました。飲み物は、各国の国民の文化の一部であると共に、それを生み出した人々の文化的な行動を示すものであり、それは過去の経験や学術的な点からも証明されています。 イランの食文化の歴史には、価値ある飲み物や食物が存在しており、それらは人体の健康を考慮した上で、また場合によっては身体的に不快な症状 …
飲料は、世界各国の食文化の一部であり、それらを生み出し、長年にわたり、経験や知識の点からそれらを根付かせた人々の文化的な行動を示すものです。飲料の中に使われている物質の成分や、それらの製造と保存への関心、天然の原料の採取方法などは、様々な文化を持つ消費者の好みを知るための指標と見なすことができます。このため、飲料は多くの民俗文化的な要素と同様に、文化の中で作 …
前回は、主にイランの自然が持つ魅力について、実際にイランを訪れたことのある日本人の方のインタビューも交えながらお伝えしてまいりました。今回は、前回の続きといたしまして、イランの人々とその気質、国民性などについてお話することにいたしましょう。 イラン人の国民性とその形成の背景 イランの人々について語るうえで欠かせないのは、彼らの気さくでフレンドリーな気質です。 …
日本人が思い浮かべるイランのイメージとしては、熱帯地域にあり砂漠に覆われた、イスラム圏の産油国といったものが一般的だと思われます。こうした要素は確かに、イランの現実ではありますが、これらはあくまでもその一部に過ぎず、実際にはイランは色々な意味で多様性に富み、またイラン人にもあまり知られていない見所が数多く存在します。今夜は私、山口雅代がこれまでのイラン滞在の …
活版印刷の発明者といえば、グーテンベルグといわれることが殆どです。グーテンベルグが成し遂げたのは、初の活版印刷の使用法と印刷機械の発明だといえます。これにより、様々な手書きの内容が短時間で、かつ正確に印刷できるようになりました。しかし、実は印刷技術はグーテンベルグよりさらに400年も前に、中国・北宋時代の発明家・畢昇(ひっしょう)に利用されており、さらにその …
モウラヴィーの思想は、時代や言語の違いに阻まれることはありません。イランが誇る偉大な詩人モウラヴィーが、現在のトルコにある町コンヤでこの世を去った時、その葬儀にはイスラム教徒のみならず、キリスト教徒やユダヤ教徒も参列していました。モウラヴィーの思想と作品は彼の生きていた時代はもとより、その後の時代にもペルシャ文学やペルシャ語を愛する人々の間に広まり、数多くの …
時は紀元前522年、当時のイランを支配していたダリウス1世は、タフテ・ジャムシード、すなわちペルセポリスの御殿の前で、自分のお気に入りのスポーツであるポロを観戦していました。そこには、広い競技場があり、馬に乗った選手たちが競技場内で待機しています。さて、いよいよ試合が開始されました。選手たちはマレットと呼ばれるスティックで地面の球を打っています。ダリウス1世 …
イランの偉大な神秘主義詩人モウラヴィーは、後世の作家や思想家に影響を及ぼしてきました。その影響力は、時代の経過と共に大きくなっており、数百年が経過した現在、モウラヴィーはいつの時代にもまして世界の人々に注目され、歓迎されています。モウラヴィーがこのように歓迎されている理由の1つに、その思想が世界的なものであることが挙げられ、それはモウラヴィーがイスラムに基づ …
おそらく皆様も、人間は子ども時代に最も神に近い状態にある、とお考えになっているかもしれません。子どもは、純真で繊細な精神によって、簡単に相手を許し、幸福を味わうことができます。しかし、大人の中にも自分の子ども時代を忘れることなく、子どもがそのまま大人になったような人もいます。そうした人々は、芸術という手段を活用して、子どもの世界の一場面を映像化し、子どもにと …