このサイトは更新されていません。新サイトはこちらです。 Parstoday Japanese
2015/04/29(水曜) 23:11

神の英知を理解すること

神の英知を理解すること

今週も、唯一の神と神を知ることについてお話しすることにいたしましょう。生命の驚異的な現象を探ることで、神の英知を理解することができます。

 

創造世界は、私たちの前に開かれた書物であり、それはあらゆる言葉で読まれます。このためあらゆる民族や人種がこの書物を研究し、その内容について考えることができます。人間の知識の程度に従って、創造の世界の秘密が明らかになり、これに関連し、世界の創造主の知識がさらに拡大します。言い換えれば、「科学の発展」と「神への信仰」の間には密接な結びつきが存在するということです。現代の生物学者のアルバート・ウィンチェスターは、このように述べています。
「科学界において起こるあらゆる新しい発見は、我々の信仰に基づいて拡大されており、多かれ少なかれ信者の中に存在する最終的な疑惑は消し去られ、その代わりに、神を知るという崇高な思想が生じる」

こうした観点から、物理、化学、生物学、生理学、医学、植物学などの自然科学のそれぞれが、神を知る学問の一つとして注目を集めています。というのも、これらのすべての学問は、創造の驚くべき法則や秩序について議論するものだからです。これらの秩序への関心は、人間を唯一の神に導くものです。

常に人間にとって驚くような、秘密に溢れた自然現象の一つに、海があります。海についてはまだ解明されていないことがたくさんあります。人間は科学的な発展にもかかわらず、そのすべての秘密を明らかにしたとは主張できません。海の中には小さな粒のような植物や巨大な植物が生えています。今のところ、海の生物の数を見積もったり、知るための方法は見つかっていません。

深海の岩の間には、目の見えない魚が生息していますが、彼らは海底の鋭い岩の間でも、体を傷つけることなく生きています。狩りをする魚もまたこれらの魚を餌にすることで、彼らの世代を消滅させることはできません。これらの魚はどのようにして生きながらえているのでしょうか?神はこれらの目の見えない魚に、驚くべき力を与えています。これらの魚は目が見えない代わりに、遠くから危険を察知し、敵の襲撃から身を守ることができる敏感な体を持っているのです。彼らは深海で自分の餌を確保しています。深海には、光が届かないことから、自分で光を発することのできる生物が生きています。これはその絶対的な暗闇の中で、海の生物が楽に生きられるようにした英知の神の措置なのです。この生き物の体は非常に強固にできており、海底の水圧にも耐えることができます。

ご存知のように、海の水は塩辛いです。実際、もし海の水が淡水だとしたらどうなるでしょうか?科学的に証明されていることは、塩水は淡水よりも腐敗させる要素に対して強い、ということです。もし海の水が淡水であれば、水が腐る危険性は増します。その場合、海に生物は見られなくなるでしょう。こうして、人間の食料源など、人間の大部分のニーズは消滅してしまうでしょう。海の水が腐敗することで、陸地にいる人間やその他の生き物は命を脅かされます。ここで、神の英知ある措置に感謝すべきでしょう。とくに人間は淡水や飲料水を海以外の源、つまり雨から確保しています。雲から地面に降り注ぐやさしい雨は、太陽が海を照らし蒸発させた水からできています。こうして地表から遠く離れた太陽は、神の意志により、地球やその住民に多くの恩恵を与えているのです。

この神の恩恵である雨は、人間の命を潤すだけではありません。雨の優美な滴は、神の尽きることのない力と慈悲を表しています。雨が降ることで、すべてのものは生きる活力を与えられます。森林、草地、美しい農地やバラ園は、すべて降雨の恩恵によって大地を飾ります。神はコーランの中で、雲の動きや降雨について触れ、地球の緑や植物の生育、さらには水の有益性を指摘しながら、どれほど乾いた大地を復活させるかについて述べています。コーラン第41章フッスィラト章「解明」第39節には次のようにあります。

「神の徴の一つをあなたは乾いた大地に見る。我が水(雨)をその上に降り注がせるとき、動きが起こり、成長する。それを蘇らせたお方は死者を生き返らせる。彼は何よりも全能であられる」

コーラン第16章アン・ナフル章「蜜蜂」第10節にはこのようにあります。
「彼こそはあなた方のために空から雨を降らせ、あなた方の飲み水はそれにより、また放牧のための植物もまたそれによる」
雨が降ることで、土の奥深くに眠っていた小さな種は、最大限の優美さを伴って土から芽を出し、太陽の光とそよ風にさらされます。最終的に、この種は大きな力強い木や植物になります。興味深いのは雨粒は大地や農地を破壊するほど大きなものでも、空中に留まるほど小さなものでもないということです。

実際、神はその恩恵に応じて、一定の雨を降らせます。雨水は川や小川に流れ込むか、あるいは地下に地下水として蓄えられます。雨という自然現象は、大気圏の最も低い場所で形成されます。この層の平均の高さは地上から17キロで、常に多くの水や水蒸気を含んでいます。この水は風のエネルギーによって移動し、降雨という形で地表に降り注ぎます。そして海洋の湿気が陸地にもたらされます。とはいえ水は蒸発して再び大気に戻ります。水の循環・移動システムはこのようにして継続されています。もし海の水が蒸発せず、その水分が風によって陸地に移動しなければ、地球の住人に何が起こるでしょうか?実際誰が自然の中で、この水の規則的な循環を誘導しているのでしょうか?ここで大気について別の事例を挙げてみましょう。

もし数秒間息を止めたとしたら、どうなるでしょうか?そうです、息苦しくなります。十分な酸素があなたに届かないためです。宇宙飛行士を想像してください。彼らは宇宙服を身につけています。この服は宇宙飛行士に地球と同じ状況を作り出し、生き続けることができるようにしています。なぜなら、宇宙には大気も大気圧もないからです。宇宙服の中には、人工の空気や大気圧が存在し、宇宙飛行士が楽に感じられるようになっています。さらにこの宇宙服は、宇宙空間を飛んでいる危険な放射線から人間を守っています。しかしながら、私たちは地球上で、このような服がなくても楽に息をして生活することができます。さらに特殊な服を着なくても、危険な放射線の害から身を守られています。明らかにこのような良好な状況を地球の大気が私たちに提供しているのです。

大気の利点の一つに、太陽の熱によって得られる温度を保つということがあります。もし地球の周囲を大気が囲んでいなければ、地球の一部が夜になると、気温は急速に低下し、寒さが襲い、すべての生き物の命を奪ってしまうでしょう。大気は警備員のように、地球の周りを囲んでいます。大気の層の中にあるもの、その層のそれぞれの厚み、酸素やその他のガスといったその構成要素は、非常に正確に調整されており、人間やその他の生物が生きながらえる可能性を整えています。

今日、賢明な人間は英知の存在がこの世界を創造したという事実をよく理解しています。それゆえ神を称賛する言葉を述べています。コーランも美しい表現を用いて、こうした事実へと人間を導いています。第25章アル・フォルガーン章「識別」第2節にはこのようにあります。「天と地の主権は神のものである。彼は子をもうけず、また、その大権に協力者もなく、一切のものを創造して、規則正しく秩序づける」

 

このカテゴリをもっと見る « 唯一神信仰 世界の唯一神の徴 »

Add comment


Security code
Refresh