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2015/05/10(日曜) 20:10

カームボズィヤー・パルトウィ監督

カームボズィヤー・パルトウィ監督

今回は、長年に渡り、イランの児童映画の分野で活動し、子供たちの人気を集めている、カームボズィヤー・パルトウィ監督についてご紹介することにいたしましょう。


パルトウィ氏は、1955年、イラン北部ギーラーン州のロスタムアーバードに生まれ、演劇文学について学びました。しかし、大学でセオリーを学ぶだけでは満足せず、彼はまもなく、映画制作の経験を積むことにしました。パルトウィ氏は、イスラム革命勝利後の数年間はテレビ局で働き、テレビ番組用の数多くの短編映画を制作しました。「緑のカエル」という人形劇映画は貴重な経験となり、パルトウィ氏の後の映画制作において大きな助けとなり、その成功を保証するものとなりました。この頃、イランイラク戦争を扱ったテレビ番組が2本、制作されましたが、その2本の脚本を、カームボズィヤー・パルトウィ氏が手がけました。この2本の番組、「待っている家」と「セイヨウサクラソウは、この頃、最も人気の高いテレビドラマでした。

「セイヨウサクラソウ」は、引き込まれるようなストーリーにより、視聴者の注目をひきつけました。このドラマでは、戦争の影響を受けた子供の生活が描かれています。この子は戦争が起こったため、別の町に移り、様々な出来事を経て、ある家族に養子として引き取られます。

パルトウィ氏は、1987年、「シールク」という映画の脚本によって映画活動を開始しました。この映画は、村で暮らす若者の苦しい生活を描いています。パルトウィ氏は、その後、「魚」という映画の脚本と監督を手がけました。映画「魚」は、シンプルな心温まるストーリーで、子供時代とその思い出を描いています。主人公の男の子は、父親が刑務所におり、イランのお正月を前に、金魚を手に入れようと必死になり、友人とけんかをしてしまいます。やっとのことで金魚を手に入れたのに、それを家に持ち帰ると、母親から、魚を狭い場所に閉じ込めるなんてと叱られます。少年はしぶしぶ、魚を自由にしてやりますが、その夜、父親もまた釈放され、家に戻ってくるのです。

映画「魚」では、若い少年たち、仲間たちの関係、そして彼らが夢見ていることや、街頭や路地でのけんかが、甘くシンプルな形で描かれています。「魚」は、映画の評論家や専門家の注目を浴び、制作者に大きな成功をもたらすと共に、国際映画祭に出品され、様々な国の評論家の賞賛を受けました。

映画「ゲルナール(?)」は、1989年に制作され、当時のイランのミュージカル、人形劇として最も人気を集め、長年に渡って他の追従を許さなかった作品です。この作品は、当時の様々な出来事を描き、その主な対象である子供たちの世界や好みを語っています。パルトウィ監督は、ロシアの伝説を自由に引用し、戦争で路頭に迷い、**の夫婦と関わりあいになるゲルナールという名前のロシア人の少女を描いた喜劇を制作しました。この少女はついに、彼らの許を脱し、自分のおじいさんとおばあさんの許に帰ります。この映画に出てくる人形たちや歌は、「カエルのおばさん」という映画と同じように大きな注目を浴び、映画音楽も高い売り上げを記録し、ゲルナールの思い出と共に、多くの子供たちを子供の世界へといざないました。

ゲルナールは、高い売り上げを記録し、児童映画の経済的な基盤を強め、パラトウィ監督が程なくして、「歌を歌う猫」という映画を制作するきっかけとなりました。この子供向けのミュージカル映画は、児童施設で暮らす姉と弟の物語を描いています。彼らは自分の家族を探して児童施設を抜け出し、仲良くなった猫たちの力を借りて、金持ちの父親を探し、ハッピーエンドを迎えます。(次の一文は意味が分かりません) この映画は、興行成績でも成功を収め、多くの観客が映画館へと足を運びました。

その後、パラトウィ監督は再び、戦争時代の物語を描いた作品を制作します。戦争が子供たちの生活や彼らの成長に及ぼす影響が、「大人たちの遊び」という映画の脚本の基盤となりました。この物語は、イランイラク戦争に関わった子供たちを軸に、国境にある小さな町の数少ない遺族である幼い少年少女たちを描いています。彼らは、敵による攻撃の中で発見された、生まれたばかりの赤ん坊を救い出し、親であるかのようにその子の世話をします。そのテーマが映画の魅力となり、映画ファンの注目を集め、パラトウィ監督の評判を高めました。この映画は、素人の俳優を使い、彼の才能を示すものとなりました。

パラトウィ監督の映画、「ラーラーおばさんとその子供たち」は、遠く離れた息子の声を聞きたいと願う老婆の物語です。彼女の家には電話がないため、近所の人の電話を借りますが、息子が近所の家に電話をかけて母親と話をする予定だった日に、近所の人が留守であるため、地域の子供たちが老婆を助けて、彼女を電話のそばに連れて行こうとします。この映画は、テレビ放送用の映画でしたが、幾つかの国際映画祭で注目を集め、児童映画監督としてのパラトウィ氏の名声を確かなものにしました。

パラトウィ監督は、児童映画の分野で長年に渡って活動した後、そこから少しはなれ、大人向けの映画の脚本を手がけるようになります。「地下鉄の駅」、「私はタラーネ、15歳」、「昨日の夜、あなたのパパを見た」など、パラトウィ監督が脚本した映画は、イランを代表する作品となりました。もちろん、その脚本の中では、青少年の問題に対する彼の注目の高さが顕著に見られます。

パラトウィ氏の最新の監督作は、「トランジットカフェ」という作品です。この映画は、夫の死後、彼のレストランを再会させようとする妻の人生の物語です。このレストランは、国境沿いの街道の傍らにあり、彼女のこの決意によって生じる様々な出来事が描かれています。この映画は、イランのファジル国際映画祭で高い評価を受け、2つの最高賞を受賞しまいsた。その後、国際的なイベントに参加し、評論家の注目を集め、制作者の芸術活動の輝かしい功績となっています。

パラトウィ監督は、近年、大きなプロジェクトを手がけています。それは、イランの映画監督であるマジード・マジディ氏と共に、イラン最大の映画プロジェクトである「預言者ムハンマド」という映画の脚本を記しました。それは、預言者ムハンマドの幼い頃の物語です。この映画は現在、制作が進められており、その調査チームが、イラン、モロッコ、チュニジア、レバノン、イラク、アルジェリアなどのイスラム世界の学者や歴史家、専門家たちの協力により、シーア派とスンニー派の資料、文献を収集しました。その調査に基づき、この映画作品の脚本が、パラトウィ氏とマジディ氏によって記されています。彼らは、シーア派とスンニー派で一致する資料を利用し、一人の預言者と、彼の世界的名メッセージの必要性が顕著になった時代や状況を描いています。この映画は、単なる歴史物語ではなく、現代の状況や観客のために、心に残るメッセージを伝えています。

 

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