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2015/05/13(水曜) 22:33

植物の世界の驚異

植物の世界の驚異

緑の美しい自然の循環は人間の精神に多くの影響を及ぼします。おそらく皆様も疲れを癒すために自然の中で過ごしたことがあるでしょう。これまで自然の緑がどれほど活力を与えてくれるかについて考えたことはあるでしょうか?植物は人間やその他の動物の生命や健全な環境に重要な役割を果たしています。今回の番組では「神を知ること」についての続きで、植物の世界の驚異についてお話しすることにいたしましょう。

 

美しい花や色とりどりの花びらを目にし、その香りをかいだとき、それがどれほど人間に活力を与えてくれるものであるかがわかります。これまで、どんな優れた絵画も自然の中に見られる景色の美しさを再現することができていません。実際この驚くような光景は、無限の力を持つ創造主の存在を証明するものです。コーラン第6章アルアンアーム章家畜、第141節には次のようにあります。
「彼こそは、棚を備えた、また棚を必要としない庭園を創造された。そしてナツメヤシの木と各種の農作物を(異なった味の果実である)様々な食物、オリーブ、ザクロなど似たり異なったりしている(果実)と共にを創られたお方。(果樹園が)実をつけたとき、その果実を食べなさい。その(被抑圧者の)権利をそれを摘むときに与えなさい」

興味深い点は、色とりどりの花や様々な果実、食物の種、最終的には地上に見られるこのすべての美しい光景がすべて土から生まれている、ということです。私たちの足元の黒い土からです。実際、土は非常に進歩した実験所のようなもので、様々な作物を生み出し、人間にもたらします。これらすべての命ある恩恵は、命のない土からどのようにして生まれているのでしょうか?神は暗い土の中で、種を発芽させ、このすべての美しい光景を出現させるための手段を整えます。庭園や農地を思い浮かべてください。このすべての庭園、あるいは農地は、一つの水源をもち、その土もほぼ一緒です。太陽の光も同じ特徴を持って、この土地の上で輝いています。しかしながら、こうした同じ条件にもかかわらず、各種の花や色とりどりの果実は、様々な形や味を伴って生じます。これは世界の英知ある創造主の措置の徴です。コーラン第13章ラアド章「雷電」第4章には次のようにあります。
「また地上には隣り合う地域がある。ぶどう園、農地、ナツメヤシ園、(そして様々な果樹)は同じであったり、同じでなかったりするが、それらすべては一つの源から水を確保している。我々は一部の果実を、食べる際に他のものよりも優れたものにする。ここに、(同じ水や土から栄養を取った果実の多様性は)思考する民たちにとっての徴がある」

植物に関して挙げられるこの他の点は、それらの葉の役割や利益です。植物は葉によって息をしています。葉の最も重要な活動の一つに光合成があります。緑の葉は、太陽の光を浴びると、炭酸ガスを吸収し、それを炭素と酸素に変え、その後酸素を空中に放出し、炭素は保持します。しかし暗闇の中ではこの光合成は停止されます。こうして植物は酸素と炭酸ガスの交換において大きな役割を担っています。ご存知のように、人間やその他の生物は呼吸する際、酸素を吸い、二酸化酸素を吐き出します。もし生き物が使用する酸素が入れ替わらなければ次第に地球は二酸化炭素で充満し、生き物は窒息してしまうでしょう。酸素と二酸化炭素の植物による驚異的な変換作業は、神の徴なのです。

植物が必要とする栄養は葉の中で作られます。葉は葉緑素という名前の物質を有しています。葉緑素は葉が緑になる要素です。葉緑素は、二酸化炭素と水、栄養素、太陽の光のエネルギーを使用し、有機物を合成しています。この過程において植物は酸素を放出し、人間や動物が呼吸するための条件を整えます。この過程は地上の動物の生存において重要な役割を担っています。もしこの過程が存在しなければ、地球上の生き物は生命を継続することができないでしょう。こうした中、植物の光合成は朝に多く行われ、このため、そのとき植物から多くの酸素が放出されます。昼には気温が上がり、この活動は逆になり、減少していきます。夜になると気温が下がり、植物は眠りにつくのです。

かつて人間は多かれ少なかれ、植物の一部にはおしべとめしべがあることに気付いていました。このことはナツメヤシの木に関して完全に知られていましたが、スウェーデンの植物学者リンネが18世紀の半ばに植物にはおしべとめしべがあるという事実を発見しました。この理論が世界の学界から受け入れられるのに時間はかかりませんでした。コーランの基本的な目的は科学の議論を提示することではありませんが、人類を導くというその基本的な目的を達成するために、科学的な点に関して言及しており、それらはコーランの奇跡のしるしとなっています。1400年前、聖典コーランは、植物のおしべとめしべについて数多くの節で指摘しています。たとえば、第26章シュアラー章「詩人」第7節にはこのようにあります。
「彼らは大地を見なかったのか、我々がその中にどれほど多く(植物の)貴重な対を生長させたかを」

植物は生き物として、対の法則にのっとって繁殖します。適切な温度、十分な水と空気の存在は、植物の成長のサイクルにおいて重要な役割を果たしています。植物の種は成長中の幼い植物体、胚を強固な避難所のように保護しています。種の中は胚に加えて、植物の成長のための適切な栄養素で構成されています。植物の成長のサイクルの最初の段階において、種は光と水を受けた後、眠りの状態から目覚めます。そしてその後、種皮を破って必要なエネルギーを受けた後、成長を始めます。こうして小さく、か細いいくつかの若芽が土から顔を出します。この若芽は少しずつ成長し、やがて太い木に変わります。人間は植物の成長の多くの秘密を知っていますが、今もこの知識は完全ではなく、多くの道が残されています。英知の神以外にこの複雑な過程を導くことができる者がいるでしょうか?
アナ2
植物の世界の驚異の一つに、遺伝の法則があります。植物の性細胞の核にあらゆる種類の植物が何百年もの間、様々な状況の中で維持してきた特徴が存在します。植物の中に見られる神の英知のしるしの一つに、そのそれぞれが独自の茎、葉、花を有し、それを数千もの種類の中から識別できるということがあります。

創造の驚きの中には、砂漠地域で生長する植物の存在があります。これらの植物の構造は、乾燥した灼熱の地域の気候に完全に適合しています。サボテンはこうした植物の一つです。砂漠の植物は、自らが必要な水分を大きな根、太い茎、肉厚の葉の中に蓄えます。この植物の一部は表面に細かな毛を持っていて、空中の水分を閉じ込め、その乾燥を防ぐことができるようになっています。

植物に関するコーランの数多くの節には、その重要性や利点が述べられています。コーランの目的は人間に、これらすべての様々な果実や植物はどのような要素が影響して生まれたのかということを注目させることにあります。コーランは人間にいろいろな色のおいしい果実やその他の神の恩恵の利用に向かわせていますが、人間はこうした状況に甘んじるべきではないでしょう。これについて考え、こうしたすべての美しさを誰が創造したのかということに留意すべきなのです。庭園を歩く際、木や花や果実について注意深く見てみるべきでしょう。これらの果実は以前熟していませんでしたが、現在は水や土や太陽といった要素によって美しい色を伴い特別な新鮮さを得、私たちに食べることを楽しませてくれます。明らかにこれらの変化において、創造主の措置、力の現れを目にすることができるのです。

 

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