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2015/05/20(水曜) 20:01

動物の世界の驚異

動物の世界の驚異

前回の番組では植物の驚くべき世界についてお話しました。今回は動物の世界についてお話しすることにいたしましょう。

 

地球には様々な種類の動物が暮らしており、それぞれが自然界で独自の役割を果たしています。動物の生命の驚くべき秘密を知ることで、私たちは創造における神の力に導かれます。動物の神秘溢れる驚くべき世界は非常に幅広く、これまで数千もの書物や科学論文がこれについて書いています。この中で学者たちは動物の世界に関して、今も無数の真実が明らかになっていないことを認めています。

動物の生態における研究は、それらがそれぞれに決められた計画によって生き、成長していることを明らかにしています。海の中で暮らす魚や鯨、卵から孵る美しい羽や翼を持った鳥たち、各種の哺乳類や非常に小さな動物はすべて、特別な法則にのっとって、成長しています。英知の神があらゆる種類の生物に力や本能を授け、成長の様々な段階において自らの存在を維持し、生きる術を整えています。

動物たちは本能的に生きる術を知っています。どのように住処を作り、子どもを育てるのか。彼らは自らの敵を知っており、攻撃したり逃げたり、自衛したりする方法を知っています。神は地球に恩恵を授け、動物のニーズに応えています。弱小動物も他の動物と同じように生命を存続するため、自然の広い大地を利用しています。

脅威に対する動物の防衛方法も熟考に値します。動物の世界では様々な防衛方法を目にすることができます。その一部は、危険と直面した際に、体の色を変化させ、また別の動物はその形を変えます。また敵に対して力を誇示し、自分を守る動物もいます。ある動物は興味深い隠れる術を持っています。彼らは侵略者の手から素早く逃げます。興味深いのはそれぞれの動物の防衛方法がその肉体的な特徴や構造に一致しているということです。人間は神が地球上のすべての動物のためにどのように生きるための手段を整えたかという驚きの中にいます。そのそれぞれが物理的な特徴や生活環境に注目し、たやすく生活できるようになっています。これについてコーラン第45章アルジャースィーヤ章「ひざまづくとき」第4節にはつぎのようにあります。
「あなた方や(地上に撒かれた)生き物の創造の中には、信心確固たる人々のための徴がある」

神の徴の中には、動物の創造におけるバランスの保持というものがあります。例えば、ハゲタカは獰猛な肉食動物であると同時に長寿でもあります。もしハゲタカにスズメやカラスのように子がたくさん生まれていたら、明らかに他の動物の安定や命を脅かすことになったでしょうが、神の措置によりそうしたことはコントロールされています。またオオカミやライオンといった獰猛な肉食動物が牛や羊と同じだけ生息すれば、すべての動物はすぐに地上から消えうせてしまうでしょう。

別の例を挙げてみましょう。ハエのような昆虫は産卵の時期に数百個の卵を産みますが、その寿命はおよそ2週間もありません。もしハエの寿命が数年もあれば、あらゆる場所をハエが埋め尽くし、人間やその他の生物の生活を耐え難いものにするでしょう。こうしたバランスの多くの例が創造の中には見られます。こうして、各種の動物の数は計算され、必要なバランスが取られています。動物の生命の驚異を目にすることで私たちは、大きな力が世界の運営に作用し、英知の神が世界の物事を計画していることに気づきます。

創造の驚きのこの他の例を、蜜蜂の生活の中に見ることができます。この勤勉で有益な小さな昆虫は、創造の中の神の力を具現しています。蜜蜂の生活について考えてみると、私たちは驚きの世界を目にすることができます。大規模な組織、秩序の取れた生活、特別な知恵、そして疲れを知らない活動。蜜蜂は自然の法則にしたがっており、決してその法を破っていません。それゆえ昆虫学者は蜜蜂の生活に関する正確な法規がどこから生まれ、どの指示に従って蜜蜂によって実行されているのかということに驚きを表しています。蜜蜂の驚くべき世界をのぞく前に、この昆虫の生態に関するコーランの言葉を見てみましょう。
コーラン第16章アンナフル章「蜜蜂」第68節から69節には次のようにあります。
「あなたの神はミツバチに啓示(と本能的なインスピレーション)を与えた。山と木、人間が作った足場に巣を作るように。そしてすべての実(花の蜜)を食べ、神がおまえたちに設定した道を容易に進むようにと。彼らの腹から様々な色の飲み物が出され、その中で人間を癒す。確かにこのことにおいて、考える人々にとっての明らかなしるしがある」

節から理解できるように、コーランは蜜蜂の活動を神のインスピレーションの結果だとし、これを思考する民にとっての神のしるしだとしています。蜜蜂の生態に注意深くなれば、これに関するコーランの話の重要性をよりよく理解できるでしょう。この節によれば、蜜蜂の最初の任務は巣作りです。皆様も蜜蜂の6角形の巣を目にしたことがあるでしょう。これらの巣は特別な技術によって作られています。その設計は計算され、角度は完全に正確で一様です。蜜蜂の小部屋は6角形で、専門家によればこのような小部屋は非常に頑丈で、最小の物質によって最大の空間が設けられており、蜜蜂の体の大きさと活動量に沿って作られています。

蜜蜂は非常に正確に、規則的に作業を分担します。女王蜂の仕事は卵を産むことです。女王蜂は体躯的に他のハチよりも大きく、特別な地位を有しています。一部のハチは巣の中の温度を一定に保つことが任務となっています。また別のハチは蜜蝋を作ったり修復したりすることが仕事です。花の蜜を吸う任務を負っている働き蜂は、巣から出て、特定の花から蜜をとっています。ハチは花の蜜を体の中の穴に入れて運びます。そこでは化学反応が働き、花の蜜は作用と反作用によってハチミツに変えられます。そして蜜蜂は体内で作られたハチミツを体外に出します。蜜蜂が止まって蜜を吸った花、あるいは果実によってハチミツの色は異なります。

自然の中に生育している花や植物の中には人間にとって有効な薬草が存在するのをご存知でしょう。学者はハチがハチミツを作る際に植物の薬効を完全にハチミツの中に移動させているという事実を発見しました。このため各種の花や果実のハチミツはその花や果実の薬効を多く含んでいます。ハチミツは活力とエネルギーを与えます。そして素早く血液に吸収され、消化器官の感染を防ぎます。ハチミツは素早く新陳代謝を促すことから、即時エネルギーを生産し、衰弱した体を癒します。

ハチの生態の重要な原則に、ハチが清潔さを保っていることが挙げられます。彼らは決して汚れた場所には止まりません。もし一匹でもそうすれば、巣に入る際に守り蜂たちがその進入を妨害し、汚れたハチは暴力を受けて死んでしまうこともあります。このため働き蜂の一部の集団は巣の清潔を保つことが任務となっています。

概して、蜜蜂は巣を作る際に驚くべき技術を有していると言えるでしょう。それは多くの痛みを癒す薬であるハチミツの生産工場であり、また、彼らは蜜のある場所を探す上で驚くべき力を有しています。彼らは特別な清潔さに加えて規律正しく、活動的です。こうした中、今もハチの生態に関する私たちの知識はとるに足るものではなく、有名な昆虫学者であるメーテルリンクは「ハチの生態に関する数千もの秘密のうち一つも知ることはできない」と述べています。
実際、蜜蜂の生態の複雑で正確な秩序はどこから生まれたのでしょうか?間違いなくこれは全知全能の神の明らかなしるしであり、神以外にこの広い世界を運営することはできないのです。

 

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