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2015/07/29(水曜) 19:58

人間の創造における驚異(2)

人間の創造における驚異(2)

これまでの番組では、唯一神、神を知ることに関連し、人間の創造の驚異についてお話しました。神は数多くの節の中で、人間の創造について触れており、多くの驚きを伴う神の創造が、その全知全能の表れとして紹介されています。今回はこの続きです。

神は創造の世界を強固な体制の上に打ち立てました。それより完全なものはありえません。コーラン第32章サジュダ章「叩頭」第7節にはこのようにあります。
「彼こそは創造したあらゆるものを善い物に創造したお方」
これらの創造の最も驚くべきものの一つに、人間の体の構造があり、その創造における多くの奇跡を素通りすることはできません。このため、この番組では、体の器官とシステム、それらの規則的な驚くべき活動について取り上げることにしましょう。

血液を循環させる器官で、最も重要なものは心臓です。人間の心臓は一種の筋肉であり、驚異のポンプとして、血液を全身に行き渡らせています。心臓の活動は日夜行われ、寝ている間も血液を様々な器官に届けています。心臓は継続的で調和した鼓動によって、常に一定のリズムで、一日に数十万回以上、弁を開閉しています。こうして、寿命を70年とすれば、25億回以上の鼓動を繰り返していることになります。

心臓は正確に、耐久性をもって作られ、このような驚くような力を有し、こうしたすべての活動にもかかわらず、その構造や働きに混乱を生じさせないようにしています。人間の体の中のこの力強いモーターが一瞬でも動きを止めたら、人間は死んでしまいます。心臓は体の最も重要な器官です。心臓の鼓動回数、つまりその収縮や拡張の回数は、年齢によって異なっています。実際、年齢による心臓の鼓動回数はどのような英知を有しているのでしょうか?ここで創造主のもう一つの秘密が明らかにされます。こうした相違は、年齢別の人間の体のニーズと関係します。つまり体の細胞のニーズが増えれば、同じだけ血液の循環や心臓の鼓動が早くなるのです。このため、体の細胞の能力が弱い子どもは、心臓の鼓動や循環が早くなっています。

あらゆる科学的な分野における人類の発展は、その研究者たちの努力の賜物だということがわかるでしょう。医学においても、こうしたことは明らかです。つまり、長い間、医師たちの努力により、医学は次第に進歩し、人類は人間の心臓を他の人間に移植できるまでに達しました。こうした変化により、新たな医学は実際、数千年におよぶこうした分野の専門家の努力の賜物だと言えるのです。コーランの解釈者で思想家であるマカーレム・シーラーズィー師は、神を知ることについて、次のように記しています。

「我々は、世界の法規や秩序の一部に過ぎない様々な学問や知識を知ることで、学者となるが、すべての秩序を生じさせた最初の源が、学問や知識を持たないと考えることができようか?多くの学者が長い年月の間、自らの思想を圧縮させ、医療の知識を向上させ、外科医は人間の心臓を他者に移植することができるようになった。彼らのすべてが学者であったが、この世の人間の創造の最初に、心臓を人間のために作り、それを彼の胸の中に植え付けたのは誰か。それは知識を持っていないものなのか。もしバーナード博士とその医療チームによって行われた心臓移植について、この移植がどんな学問や知識の結果でもなく、研究されることなく、偶然にも彼らによって行われたと言われるのなら、こうした解釈は誰も受け入れないだろう。では生命の偉大さを伴う世界の出現が偶然の出来事によるものという解釈を、どのようようにして受け入れることができるだろうか?このように、物理学、化学、生物学、生理学、医学、動植物学といった自然科学の書物のそれぞれは、神を知る書物として使用されることができる。なぜならすべては創造の驚くべき謎や法則、秩序を取り上げており、それらの正しく論理的な解釈は神を知ることの原則を受け入れる以外にはありえないからである」

ここで、体内の血液の浄化システムについてお話しましょう。血液の浄化は呼吸器官で行われています。呼吸器官は生命を継続させる上で重要な役割を果たしており、活動を5分以上停止すれば、人間は死に陥ります。この器官の最も重要な役割は血液の浄化、有害な物質を取り除くことであり、このため、それは体の浄化器官と呼ばれています。呼吸器官は、心臓と規則正しい密接な協力を行っています。

血液は酸素を運び、それを全身に行き渡らせます。血液は酸素を体の細胞に運び、それを二酸化炭素と交換し心臓に向かいます。この血液はもはや使用することができませんが、驚くべき方法により、再度からだのために使用されるようになります。こうした目的のため、心臓は汚れた血液を肺に届け、そこで浄化して、失った透明性と活力を取り戻させ、酸素を取り込ませる一方で、心臓から体の各部に戻します。

 

肺は不思議な力を有しています。肺は毎年およそ2万8800回の弁の開閉をおこなっており、およそ400トンの血液を浄化し、濾過させています。つまり70年を寿命とすると、およそ28万トンの血液を浄化し続けます。肺の活動は心臓の鼓動と同様、自律的なもので、生きている間、寝ているときも起きているときも行われています。

これまで、目について考えたことはあるでしょうか。目の構造は驚くべき世界です。目は体の最も高い位置にあり、人間が周囲の環境を広い範囲で把握するためのものです。目は人間の体の最も価値ある部位であり、頭蓋骨の穴の中に位置しています。こうした状況により、目はある程度のダメージから守られています。眼球の驚くべき組成、つまり、瞳、網膜、角膜、視神経、筋肉すべて人間が物を見られるように同時に機能します。もしこれらの一つに問題が生じれば、目は物を見ることができなくなります。二つの目の筋肉の調和は、小さな細かな点を見る上で、非常に正確なものとなっています。

人間の嗅覚と味覚は、どちらも驚きの世界を有しており、神はその知識と措置により、それらを人間に考慮しました。匂いを受ける細胞は、およそ200万から400万個と見積もられており、それぞれのグループが異なった匂いを感知しています。舌の味覚も人間が物を食べる際に飲食物の味を感じ、食べることを楽しんだり、その反対に不味い食べ物を回避したりします。舌の表面にある小さな穴は、一連の神経によって、脳と繋がっています。舌のそれぞれの部分は、特定の味を見分けます。様々な味に対する舌の反応は、脳に伝えられ、食べ物の味を脳が見分けます。神以外に誰がこうした賢明なシステムを人間の体の中に設計したのでしょうか。これらは世界の唯一無二の神のしるしではないでしょうか?

神は、その類稀な措置と知識により、人間の中に分泌腺をすえつけ、化学工場のようにそれぞれを非常に正確に機能させています。分泌液は血液の中に注入され、それらはホルモンと呼ばれています。ホルモンは人間の成長、血圧、血糖値の調整、心臓の鼓動の強化に影響を与えます。これらの分泌腺が出すホルモンへの体の必要性を見分け、体の適切な場所に分泌線をすえること、これらは創造の中の英知のしるしではないでしょうか。唯一の神だけが、人間のすべての必要性を認知し、その必要性を満たす手段を人間の体内やその周辺の環境に整えているのです。言い尽くすことのできない無数の恩恵をもたらす神に感謝しましょう、次回の番組では、人間の体内の中にある神のしるしについて、さらにお話しすることにいたしましょう。

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