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2016/01/27(水曜) 23:21

欧米諸国の一般の若者たちに向けて(10)

欧米諸国の一般の若者たちに向けて(10)

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師は、欧米の若者たちに宛てた二通目の書簡で、テロを「世界共通の痛み」だとしました。そして、さらにこのように述べています。

 

「イスラム世界はより広い側面で、より大きな規模で、より長い年月において、恐怖にさらされ、暴力の犠牲になってきたということだ。そして次に、残念ながらこうした暴力は常に一部の大国によって、さまざまな手段、効果的な形で支持されていることだ」

ハーメネイー師は続けて、中東地域におけるシオニスト政権の国家テロについて触れ、このように述べています。

「この矛盾の別の例は、イスラエルの政府テロの支援の中に見られる。パレスチナの抑圧された人々は60年以上前から、最悪の種類のテロリズムを経験している。現在ヨーロッパの人々は数日自宅にとどまり、人ごみを避けることができるだろうが、パレスチナ人の一家は、数十年前から、自分の家に逃げ込んでも、シオニスト政権の殺戮・破壊マシーンを免れることはできなくなっている」

シオニスト政権の樹立が宣言されてから、世界は常に、この政権の大規模な人類に対する犯罪を目にしてきました。イスラエル強奪政権は、長い間、パレスチナの人々の領土を占領し、罪のない人々や教育施設、モスク、病院への野蛮な攻撃や継続的な爆撃、化学兵器や大量破壊兵器の使用により、すべての国際法規を踏みにじってきました。

ガザ地区の住民に対するイスラエルの現在の攻撃、そして2006年から現在までのガザ地区に対する3つの攻撃に関する歴史的な分析は、これまでシオニスト政権の大虐殺政策を明らかに表しています。パレスチナ人の集団殺戮に対するイスラエルの政策は、1967年から現在までのパレスチナに対するイスラエルの全体的な戦略の否定できない結果です。この間、明らかに踏みにじられたものは、人権や人道に関する原則や法規の大部分です。世界人権宣言の第3条には、「すべての人は、生存、自由及び身体の安全に対する権利を有する」とあります。

世界人権宣言や社会と政治の権利条約、経済、社会、文化の権利条約、その他の人権や人道に関する国際条約を見てみると、パレスチナの罪のない人々、女性や子供の権利侵害や各種の犯罪に関する長いリストをあげることができます。おそらく、私たちはシオニスト政権はパレスチナ人に関する人権の原則のうち、いずれの条項を犯していなかったかを追求したほうがよいのではないでしょうか。

シオニスト政権軍がパレスチナ人に対する大規模な殺戮を開始してから長い年月が経過しています。1947年12月31日の攻撃では60人が死亡しました。1948年4月10日と1970年3月22日の殺戮、また1982年の殺戮、1987年から2002年の間には難民キャンプで数々の殺戮が行われました。これらそれぞれがシオニストの残忍さを世界に示しました。

これに関してさらに、2014年の50日間のガザ戦争での犯罪を上げることができます。50日間のシオニスト政権のガザに対する攻撃では、3000人以上の子供を含むパレスチナ人1万1000人以上が負傷しました。シオニストの占領者はこの残酷な侵略行為の中で、子供516人、女性283人を含むパレスチナ人2200人以上を殺害しました。

一方、新たな殺戮時代において、パレスチナ被占領地における情勢不安は、第3次インティファーダ、過激派シオニストによる攻撃、アクサーモスクに対する冒涜行為、パレスチナ人のモスク立ち入り制限により、昨年10月初旬に始まりました。その中で、これまでに多数が死傷し、少なくともパレスチナ人7200人がイスラエル軍の催涙ガスや銃撃、襲撃で負傷しています。

アムネスティ・インターナショナルのフィリップ・ルーサー中東・北アフリカ部長は、このように述べています。「パレスチナでの情勢不安の新たな波の後、パレスチナ人の非合法な殺害はイスラエル軍の明らかなモデルと化した」。アムネスティの報告によれば、イスラエル軍はパレスチナ人に対する非合法な殺害を、何の説明もなく、意図的に行っているということです。アムネスティはこのように報告しています。

「ヨルダン川西岸とベイトルモガッダス東部を視察した専門家の報告によれば、パレスチナ人の頭部への銃撃と彼らの意図的な殺害を含む遺憾な結果が手に入った。アムネスティによれば、ある場合に、イスラエル軍は銃撃によって激しく流血している人物に医療支援を行わず、これもまた拷問など禁じる法規に違反する行為である」

シオニスト政権は長年、どんな人道法も原則も遵守していないことを示しています。たとえば、人権活動家や一部の国際機関が入植地建設に大規模な反対を行っているにもかかわらず、この政権はいまも違法な建設を続けています。これに関して、イランの最高指導者はこのように述べています。

「現在、残忍さという点で、シオニスト政権の入植地建設に匹敵する暴力があるだろうか?この政権は自らの影響力のある同盟国、あるいは少なくとも表面上独立しているように見える国際機関の真剣な非難を受けることなく、連日、パレスチナ人の民家を破壊し、彼らの庭や畑を消滅させている。生活道具を移動させ、農作物を収穫する時間を与えることすらない。これらすべてを、家族を撃たれ、恐ろしい拷問施設に移送させられるのを見て慄き、涙を流す女性や子供たちの前で行っている」

パレスチナ系アメリカ人の作家は、過去20年、シオニスト政権の入植地建設や軍事支援に2800億ドルをあてたとして、最近150のアメリカの投資家や非政府系の団体を訴えました。訴状によれば、これらの個人や企業はアメリカの税務署にこれらの金額を寄付として申告し、税金の支払いを免除されていたということです。

存在する文書によれば、シオニスト政権は、第2次世界大戦から現在まで、アメリカから1243億ドルという最大の支援を受けており、この支援の大部分は軍事的なものでした。

過激主義、残酷、冷酷、野蛮、これらはシオニストに備わっている性質です。数か月前、シオニスト入植者はパレスチナ人の住宅に火をつけ、18か月のパレスチナ人の乳児を生きたまま焼き殺しました。こうした事件はシオニストの冷酷さ、残酷さを明らかにしましたが、それはここで終わりませんでした。最近、この乳児の写真にナイフが突き立てられる行事を映した動画が公開されたことは、シオニストのテロリストとしての過激な性質を世界の人々に示しました。この動画では、数十人の若者たちが、ナイフなどの武器をもって、この忌まわしい事件を称賛している様子が映っています。

国際法規や戦争法に注目すると、住宅地や連結橋、病院、民間の地区への爆撃や罪のない女性や子供への攻撃においてシオニスト政権が用いているやり方はその一部がメディアで報じられているに過ぎません。これらはすべて、国際的な犯罪や侵略の明らかな例であり、人権法に基づいて非難される行為ですが、残念ながら国際社会や世界各国の沈黙や同調は、連日、この政権の大胆な行動とその侵略の増加、罪のない人々の殺害につながっています。この政権の犯罪は、大々的に、その同盟国、とくにアメリカによって支持され、認められています。明らかにアメリカは国連安保理で、シオニスト政権に対する決議に対し、およそ50回にわたって拒否権を行使しています。

国際社会と自由を求める人間は、いつになったら世界最大のテロ政府に対して真剣な措置を講じ、決議を採択しようとするのでしょうか。ハーメネイー師は、このように述べています。

「今日の世界で、これほどの規模と時間で継続されている残忍さを知っているだろうか?道の真ん中で、武装した兵士に抗議しただけで女性を銃撃する、これはもしテロリズムでないなら、何だと言うのだろう?こうした野蛮な行為は、占領政権軍によって行われているために、過激主義と呼んではならないのだろうか?あるいはおそらくこうした光景は、60年間繰り返しテレビ画面で流されてきたために、もはや我々の良心を揺さぶらないと言うのだろうか」

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