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2013/11/04(月曜) 23:25

メディア世界の最新情勢

メディア世界の最新情勢

最近、第65回フランクフルト国際ブックフェアが、世界100カ国の出版社の参加により、ドイツ・フランクフルトで開催されました。イランの出版社も様々な形で目覚しい参加ぶりを見せました。このブックフェアの責任者によりますと、イランは今年で14回目の参加となり、最新作を展示していたということです。今回は、イランからは50の出版社が1600以上の出版物と共に参加しました。テヘラン出版社協会の責任者を務めるアームーゼガール氏は、今回のイランの出版社の参加はそれまでとは違いがあるとし、「この一部の違いはイランの出版社のよりプロ的なアプローチによるものだ。なぜなら、書籍の紹介やコピー・複製の国際標準の分野で、素晴らしい活動を行なったからである」と語っています。

 

次のニュースも出版業界に関するものです。フランス議会の両院がおおよその合意に達した事項の1つに、自営業の書店に対する支援があります。フランスの新聞フィガロは、「フランス議会は、ある法律の見直しを行ったが、これにより書籍の価格が一定に保たれることになる」と報じました。この見直しの基本的な目的とは、インターネットによる通信販売業者の、顧客の獲得を目的とした、包装代や送料の免除、或いは大幅な値引きなどの様々な割引をやめさせることです。この改正案では、このような値引きは禁止されています。

現在、顧客に対して大幅な値引きを行っている通販会社は、AmazonとFnacの2つの企業のみであり、この法律はこれらの企業の販売プロセスに支障をきたす可能性があります。この法改正の目的は、通販会社が提示している金額を、自営業の書店が提示する金額よりも高くすることであるといわれています。なぜなら、オンライン書店は、フランスにおける通販で3番目に大きなネットワークを形成しているからです。

オックスフォード・インターネット研究センターが描いた地図によると、インターネットサービス企業のグーグルは世界62カ国を支配し、デジタルの世界における最大の帝国のような存在となっています。この研究所の経営者である、マーク・グラハム博士とステファノ・サバタ博士は、調査対象となった国で、複数のサイトをモニタリングし、一日あたりのサイトの閲覧者数と、閲覧された1日あたりのページ数を合わせ、この結果に達したと表明しています。グーグルの次に来るのは、50カ国で一番多い閲覧者数を記録したフェイスブックです。3番目は中国のサイト、百度で、中国でグーグルに似せて作られたサイトです。このサイトは、中国や朝鮮半島の国で最も人気が高く閲覧者の多いサイトとなっています。

この統計は今年7月と8月の統計で、大変に興味深い結果を示しています。グーグルは西側諸国のインターネットを支配していますが、日本ではグーグルよりもヤフーの方がより多くの訪問者を獲得しています。また、ケニア、マダガスカル、ナイジェリア、南アフリカなどのアフリカ諸国では、グーグルが訪問者数1位を獲得していますが、ガーナ、セネガル、スーダンではフェイスブックが訪問者数のもっとも多いサイトとなっています。また、グーグル傘下のYoutubeは、14カ国で最も多くの訪問者を獲得しています。

このところ、政府関係者の携帯電話に対するアメリカのスパイ活動の問題が、トップニュースとして報じられており、毎日これに関する新しいニュースが、国際社会に対して新たな衝撃を与えています。AP通信のゲイリー・プルーイットCEOも、「昨年、弊社の記者の電話の会話も録音されていたことは、言論の自由に深刻な打撃を与えた」と表明しています。プルーイットCEOはまた、アメリカのメディア協会の会合で、「一国の政府にとって、機密ということはこの上ない関心事であることを知るべきだ。アメリカ司法省が、秘密裏に弊社の記者の多くの通話を秘密裏に盗聴・記録したことは、これまで政府とメディアが長年にわたり協力する根拠となってきた法に対する、最大級の侵害である」と表明しています。

複数の報告によると、アメリカ司法省は秘密裏に、AP通信の記者の2ヶ月間の電話による通話記録を入手していたということです。AP通信は2012年5月、CIA・アメリカ中央情報局が、イエメンでアメリカ行きの飛行機に爆弾を仕掛けるという国際テロ組織・アルカイダの陰謀を失敗に終わらせという報告を発表し、その後、AP通信は管理下におかれました。オバマ政権の関係者はこのようなAP通信の暴露行為は国の安全に亀裂を生じさせるとして、AP通信記者の通話を盗聴し、この情報を公開した人物の素性を追跡するよう求めた、と主張しています。AP通信のプルーイットCEOは、「この報告に関するオバマ政権の侵害的な追跡は、実際、政府の行動を調べ報告するメディアの権利への、危険な攻撃である」と語っています。

エジプトにおけるここ数ヶ月の情勢変化のあと、ムスリム同胞団が苦境に陥っている中で、エジプトの芸術家たちがこの情勢変化に対して反応を示し、映画によるキャンペーンを始めました。エジプトの民主革命の内容は、エジプトの映画、とりわけストーリー映画にあまり取り上げられていないものの、エジプトの映画関係者は、革命と革命運動に参加しようと努めてきました。エジプトの独立系の映画制作者は、このキャンペーンを結成することで、独立した映画を、特別の映画館で上映したいと考えています。この運動は、エジプトの芸術の流派の間に緊張を生み出しており、エジプトの映画関係者に対し、この運動を支持しこれに加わるよう求めています。

もっとも、このキャンペーンの責任者は、彼らの目的のひとつが、エジプト人の家族連れを映画館に引き戻すための、健全な映画を広めることであると表明しました。しかし、モルシ前大統領時代に検閲への反対を口実に、そして実際にムスリム同胞団が求める健全な映画に反対するために結成された創作の自由を主張する勢力は、このキャンペーンに反対しており、映画の内容を監視することは誤りであるとしています。

このため、今後、このキャンペーンの努力が、エジプト映画の現実的な変化を生み出すために真実に基づいた行動を取るのか、それとも彼らに反対するメディアの宣伝が、このキャンペーンの活動の本格化のための活動領域を狭めていくのか、見守る必要があります。

ロイター通信によりますと、中国の国家新聞出版ラジオ映画テレビ総局は、視聴者の多い重要な時間帯における外国の番組の放送を禁止するとし、19:30から22:00の間までを制限時間帯とすることを表明しました。また、中国では来年、衛星テレビが許可され、外国の1つの番組のみが放送されることが許可される、ということです。

中国の英字新聞、上海デイリーは、外国の番組の中で広がりつつある文化に歯止めをかけるため、政府は新たな規制を設け、外国の番組の代わりに国内の番組を放送しようとしている、と報じました。その理由は、国内番組であれば、検閲はより少なくてすみ、また番組の間にコマーシャルを流すこともより容易だからです。ここで注目すべきなのは、この種の様々な段取りが行われている中で、中国では外国のテレビ番組のファンが多く、非合法なダウンロードにより簡単に視聴でき、また海賊版DVDが一般に出回っているということです。

最後に、コンピュータゲームに関するニュースをお届けしたいと思います。現在、コンピュータゲーム産業が、世界第一位の娯楽となり、映画よりも多くの投資を誘致し、また多くの収益を得ています。

複数の調査によると、30年間で多くの収益を上げたゲームは、いくつかのジャンルに分かれており、それらの一部は、戦争もの、ファンタジー、サッカーの試合や自動車レースのシュミレーション、ホラーなどとなっています。たしかにサウンドゲームもこの一覧の中に入っていますが、その最終版では現代的な戦争が扱われ、高い収益水準を維持しています。これらのゲームに関して重要なのは、その主要な売り上げが、家庭用ゲーム機や家庭用コンピューターである、ということです。

コンピュータゲームの人気のあるジャンルでもっとも古いものは、スポーツの試合を扱ったもので、実際の試合、特にサッカーの試合を好む人々の増加と共に、次第に進化してきました。これらのゲームの製作者は、技術の発展に注目すると、利用者を維持するためには、本物のサッカーの試合により類似したものにする必要があると考えています。

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