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2012/08/12(日曜) 22:29

新たなコンピュータウイルスの発見

新たなコンピュータウイルスの発見

ミールターヘル解説員

新たなコンピュータウイルス、「Gauss(ガウス)」が、一部の中東諸国で発見されました。このウイルスは、銀行のシステムから重要な情報を盗み出し、国家の重要な下部構造に被害を与えることができます。

 

ロシアのセキュリティ企業カスペルスキーによれば、これ以前にイランの核施設を標的にしたコンピュータウイルス、スタックスネットのプログラマーが、今回のガウスの開発にも関与した可能性が高いということです。アメリカとシオニスト政権イスラエルは、これ以前に、スタックスネットを開発、拡散したことを認めています。ガウスと呼ばれるコンピュータウイルスは、中東でSNSの活動やEmail、金融取引に関する情報を盗み出します。このウィルスは、経済的な情報収集のためにプログラムされたようですが、金融機関のコンピュータシステムに物理的に侵入することも可能だと言われています。これまで、複数の国の一部のシステムで、ガウスへの感染が発見されています。専門家によれば、ガウスは、重要なシステムに侵入することもでき、おそらく、フレームやスタックスネット、デュークといった別のウィルスがプログラムされたのと同じ場所で開発されたということです。スタックスネットとフレームは、多くの専門家によれば、アメリカやイスラエルの情報システムによって開発されたのは確実です。スタックスネットは、イランの核施設を標的にし、フレームは、イランの石油省や石油関連施設などを狙ったものでした。カスペルスキーの報告にもあるように、新型ウイルスのガウスは、検索エンジンに蓄積された情報やパスワードを盗み出し、銀行口座などの重要な情報を盗み、その情報を、特定のサーバーに送ることができます。このウイルスに感染すると、EメールやSNSなどのパスワードも失われる可能性があります。この新型ウイルスの発見により、サイバー戦争に関する議論が、世界の政界やメディアで再燃しています。こうした中、この数年間に、イランのさまざまな施設が、スタックスネット、ワイパー、デューク、フレームの4つのコンピュータウイルスの標的になりました。スタックスネットについては、アメリカが、そのプログラムとイランのウラン濃縮施設への感染に関与したことを認めています。しかし、フレームについては、アメリカは沈黙を守ったままです。アメリカの軍事・治安機関は、ここ数年、自国に対するサイバー攻撃の拡大、このような脅威に対抗する用意への警告に関して、多くのプロパガンダを行ってきました。しかし、アメリカこそが、世界レベルのサイバー攻撃の最大の責任を負っています。アメリカは、他国の国民に対する圧力行使や攻撃のためにサイバー空間を利用した最大かつ最初の国のひとつです。アメリカと、その戦略上の同盟国であるイスラエルは、イランの核施設に対するサイバー攻撃で破壊的な行動を取っており、そのことはアメリカの政府高官すらも指摘しています。こうした中、サイバー攻撃は諸刃の剣であり、アメリカの敵たちも、効果的な形で、この国に対してそれを利用することができます。このことから、アメリカのコンピュータの専門家でさえ、アメリカだけがサイバー空間を軍事化できるわけではないことを認めています。アメリカの情報機関は、世界で20から30を数える国々が、サイバー戦争のための特殊部隊を結成していると発表しています。NATO北大西洋条約機構は、サイバー戦争を新たな優先課題にすえています。アメリカは、サイバー空間において、強力な敵とライバルを抱えているのです。

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