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2013/05/23(木曜) 21:08

イギリスでの暴力の増加

イギリスでの暴力の増加

ミールターヘル解説員

イギリスでは、社会的、経済的な問題の増加により、頻繁に暴力事件が起きています。イギリス当局によれば、22日水曜、ロンドンにある兵舎の近くで、武装した2名の男性により、兵士が殺害され、2名がけがをしたということです。けが人の1人は重体だと報告されています。

 

この殺害事件は、ロンドン南東部ウリッチの兵舎近くで起こりました。この事件の直後、駆けつけた警官が武装した男性2名に向けて発砲しました。事件後、警察は付近の警備を強化しています。

この事件を受け、イギリスのキャメロン首相は、即座に反応を示し、「これは衝撃的で残忍なテロ事件だ」と非難しました。キャメロン首相は、記者会見で、「このニュースにショックを受けた。現在、ロンドンで危機対策会議が開催されている」と語りました。この事件を受け、イギリス内閣も緊急会議を開催しました。

報道各社によれば、警官に撃たれた男は、通りかかった人たちに対し、「我々と戦う者たちとの戦いをやめない。ミサイルにはミサイルで応じる。女性たちに、このような場面を見せて申し訳ないが、我々の土地では、女性たちが同じような光景を見せられている。あなた方国民は決して安全ではいられないだろう。政府は消滅させるべきだ。彼らはあなた方を軽視している」と話したということです。

今のところ、容疑者の身元については明らかにされていませんが、キャメロン首相の発言や目撃情報などから、イギリス政府は恐らく、「この事件の容疑者はイスラム教徒だ」と発表することになるでしょう。イギリスは近年、アメリカの最も緊密な同盟国として、イラクやアフガニスタンに軍隊を送ると共に、シリアに対する敵対措置にも同調してきました。現在、アフガニスタンに駐留するイギリス兵の数は、アメリカに次いで多くなっています。イギリス軍は、イラクやアフガニスタンで数多くの犯罪を行っており、兵士に対する攻撃や報復措置などの形で反発を受けています。

さらにイギリスの政府やメディアは、長年に渡り、イスラム恐怖症を広め、イスラム排斥を掲げてきました。特に9・11後、イギリスに住むイスラム教徒への圧力や制限が明らかに拡大しています。こうしたプロパガンダや世論操作により、イギリスでは、イスラム教徒やイスラムの宗教施設に対する攻撃が増えています。最近では、2名の男性が、イギリスにある2箇所のモスクを襲撃した疑いで逮捕されました。イスラム諸国やイスラム教徒に対するイギリスの敵対措置、イスラム排斥の拡大により、それに対する反発も高まっています。今回のロンドンでの事件の実行犯がイスラム教徒であっても、それを、個人的な犯行と見なすべきでしょう。このような事件を、イスラム教徒全体と結びつけるのは、実際、大きな偽りであり、イスラム教徒に対する圧力を拡大し、彼らに対する不当で非人道的な措置を正当化するためのものなのです。

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