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2013/01/13(日曜) 21:12

イスラエル大統領による、アラファト議長暗殺への関与を認める発言

イスラエル大統領による、アラファト議長暗殺への関与を認める発言

エマーディー解説員

シオニスト政権イスラエルのペレス大統領が、パレスチナ自治政府のアラファト前議長の暗殺に関与していたことを、初めて認めました。ペレス大統領は、アラファト議長の暗殺の事実を認めた上で「アラファト議長とは、まだ協力の余地があったがゆえに、彼は暗殺されるべきではなかった。アラファト氏亡き後、事態はさらに複雑化している」と語っています。

 

アラファト議長は2004年10月12日、病気の治療の為フランスの首都パリの郊外にある軍事病院に入院しました。アラファト議長の容態は、フランスでも思わしくなく、容態は悪化します。それから1ヶ月もたたない2004年11月11日、アラファト議長は死去しました。彼は、死去する2年前から、パレスチナ議長府のあるヨルダン川西岸の町ラーモッラーにて、イスラエルにより軟禁状態に置かれていました。アラファト議長死去のニュースが発表されて以来、多くの政治アナリストや活動家、さらにはメディアの間でアラファト議長の死因をめぐる疑惑が浮上しました。報道の多くは、アラファト議長は自然死ではなく、衣服から検出された放射性物質ポロニウムにより毒殺された可能性があるとしています。当時、アラファト議長暗殺事件の容疑者は、やはりイスラエルでした。しかし、イスラエルはこれまでアラファト議長の暗殺を否定していました。しかし最近、パレスチナ当局とアラファト議長の妻が死因究明のための再調査を依頼したことから、昨年11月末に外国の専門家により遺体の掘り起こしと遺体サンプルの採取が行われています。イスラエルの政府関係者がアラファト議長の暗殺への関与を認めたのは、これが初めてです。しかし、彼の妻であるスハー・アラファトは、昨年11月下旬、、遺体を掘り起こす前にアラファト議長がイスラエルにより暗殺されたことを明らかにしています。アラファト議長の妻は、自らの主張を証明する証拠として、パリの軍事病院で採取された、100に上るアラファト議長の検体サンプルが存在すると語りましたが、軍事病院側はこれらのサンプルの存在を否定しています。ペレス大統領がアラファト議長暗殺への関与を認める発言に至ったのは、アラファト議長の妻の発言ではなく、明らかに彼の死後イスラエルの国情が深刻化していることだと言えます。ペレス大統領のこの発言は、国際社会にとって、何よりもイスラエルの本質を明らかにしています。また、イスラエルの本質がテロやテロリズムと直結していることも事実でしょう。非政府系のテロ組織アルカイダなどとは違い、イスラエルは世界における政府系テロが具現したものといえます。重要なことは、ペレス大統領の今回の発言により、パレスチナ自治政府には国際刑事裁判所に提訴する権利が出てくるということです。

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