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2014/06/06(金曜) 22:17

中国・アラブ諸国協力フォーラム閣僚級会議

中国・アラブ諸国協力フォーラム閣僚級会議

ガッファーリー解説員

 

第6回中国・アラブ諸国協力フォーラム閣僚会議が5日木曜、北京で始まりました。

中国の習近平国家主席は、この会議の開幕式の演説で、中国とアラブ諸国の協力の強化を強調しました。第1回目の会議は2004年に行われました。習国家主席はこの会議で、「双方は、協力レベルの向上に向けて、相互理解に達し、それを強化し、発展に向けて互いの選択を尊重すべきだ」と語りました。

 

中東の地政学において、アラブ諸国は昔からアジアとアフリカの間を結ぶ位置にあることから、常に中国の注目を集めてきました。動脈としての歴史的な海路と陸路により、両者の経済関係は繁栄してきました。このため中国・アラブ諸国協力フォーラムはシルクロードの経済的重要性に注目を寄せています。これに加えて、中国が歴史の中で注目してきた中東と北アフリカのアラブ諸国の戦略的地域の重要性は、ここ数十年、大国の競争や石油の掘削により高まり、中国とアラブの関係拡大において多くの影響を及ぼしてきました。こうした経済、貿易、産業的な特徴は中国と中東の関係に影響を与えています。中国はこうした特徴と歴史的背景を利用することで、中東のエネルギー資源のさらなる利用に向けた政策をとろうとしています。1980年代、1990年代は、中国が中東の政治や貿易に積極的に参入し始めた時期です。

石油や天然ガスも中国とアラブ諸国をつなぐ要因となっています。中国は1992年にイスラエルと外交関係を樹立したにもかかわらず、折に触れてパレスチナ人やその住民の権利を支援する政策をとってきました。中国が1000万ドルの支援をパレスチナに行うことを表明したことも、こうした政策を裏付けています。

中国は中東の産油国から必要なエネルギーを確保するために、アラブ連盟との協力の枠内で大きな歩みを進めました。習国家主席によれば、2013年、中国のアラブ諸国からの輸入額は1400億ドルに達し、中国の年間輸入額の7%を占めています。2013年の中国のアラブ諸国への直接投資はおよそ22億ドルとなっています。

今回の中国とアラブの会議の開催の一方で、エジプトとシリアの政情がサウジアラビの一部の立場と共に、この会議に影響を及ぼしています。

中国はエジプトに関しては特定の立場をとっておらず、大統領選挙とその結果をエジプト国内の問題だとしています。しかしながらシリアに関しては治安を理由に真剣な立場を表明しており、ロシアやイランと共に政治的な方法での戦争の終結を求めています。中国は今回の会議で、1600万ドルの支援をシリアの難民に送ることを発表しています。

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