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2015/04/30(木曜) 21:09

アメリカ議会での安倍首相の演説

アメリカ議会での安倍首相の演説

ホセイニー解説員

日本の安倍総理大臣が、アメリカ議会での歴史的な演説の中で、現状における日米の連帯の重要性を強調すると共に、「日本とアメリカは共通の問題を乗り越えるまで連帯を強化するだろう」と述べました。安倍首相はさらに、アメリカ政府に対して地域や両国の自由貿易に向けた真剣な歩みを進めるよう求めました。また、アメリカ、とくに議会の支援をひきつけるために、経済や軍事分野での両国の新たな協力、グアムのアメリカ軍基地の改善に向け、日本が28億ドルを支援することを挙げました。


安倍首相は日米を地域の同盟の中心だとし、ASEAN東南アジア諸国連合と韓国との様々な分野での日本の協力の拡大を明らかにし、「我々はアメリカとの新たな軍事協力に向け、日本における法的な障害を取り除くよう努力する」と述べました。安倍首相によれば、この法案が成立すれば、日本は近隣諸国のすべての危機に対してさらに対応できるようになるだろうということです。

日本の首相のアメリカ議会での演説は、基本的な点を含んでおり、政治評論家は明らかにそれは東アジアや世界で日本が新たな役割を果たすための政策に、議員の支持を取り付けるための日本の努力だとしています。
日本は東アジアの新たな状況の中で、また中国との競争、とくに尖閣諸島の問題のために、いつの時代にも増してアメリカの支持を必要としています。このため、国際世論の期待に反して安倍首相はアメリカ議会での演説で、中国や韓国の要請に注目を寄せず、第2次大戦でのアメリカ人の犠牲者のみに哀悼を表したのです。こうした中、多くの専門家は、安倍首相が議会で演説したことは、彼と日本にとって、第2次世界大戦での犯罪に正式に謝罪をすると共に、近隣諸国など一部の国の見方を永遠に変えるための歴史的な機会だったと見ています。しかしながら安倍首相はこうした期待にもかかわらず、大戦中のアジア諸国の人々の苦しみに遺憾の意を表し、この戦争におけるアメリカ人の犠牲者に哀悼を示しただけでした。この演説はアメリカ議会でスタンディングオベーションを起こしました。
安倍首相が中国や韓国の正式な謝罪への要請を無視したことは、この二カ国の人々や政府の怒りを引き起こスト予想されますが、安倍首相はこうした反応を知りながら、現在、中国との競争において、アメリカの議員らに日本を支持させようとしています。中国と地域諸国の領土問題への介入に向けたアメリカと日本の協力を明らかに示す安倍首相の表明は、地域における日本の将来の方針をよく表しています。この方針はこれまで中国と韓国との間の日本の緊張を拡大しただけでなく、日本国内でも抗議を増加させています。日本とアメリカの首脳の最近の合意と沖縄におけるアメリカ軍基地の移設の強調は、人々の反対に加えて沖縄県知事の反発をも引き起こしています。彼はアメリカを訪問し人々の懸念を伝えるつもりだと述べました。このことから、安倍首相はアメリカ議会での演説で、日米の軍事協力の新たな枠組みを地域における平和確立に向けたものと評価し、それを擁護しましたが、政治問題の専門家は安倍首相の演説は、近隣諸国との緊張を増幅させるものだとしています。なぜなら彼は戦時中の旧日本軍の行動に関して正式に謝罪することを拒否しているだけでなく、従軍慰安婦の強制連行を認めようとしなかったからです。韓国のパククネ大統領は何度となく日本を、謝罪を拒否していることから、「臆病」と呼んでおり、2013年に彼女が大統領に就任してから、安倍首相と直接会談を行うことを拒否しています。
一方で中国も、南京大虐殺について触れ、この出来事に対する日本の首相の正式な謝罪は近隣諸国との友好関係の継続の要因になるとし、何度となくそれを強調しています。

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