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2015/08/07(金曜) 22:56

国際的に孤立するイスラエル

国際的に孤立するイスラエル

ジャヴァーディ解説員

 

シオニスト政権イスラエルのリブリン大統領が、「騒ぎを起こすつもりはないが、イスラエルは世界的に孤立しているようだ」と述べました。

 

リブリン大統領は2014年7月、ペレス大統領の後、第10代シオニスト政権大統領に就任しました。彼は以前、イスラエルの議会の議長を務めていました。

リブリン大統領はシオニスト系の新聞ハーレツのインタビューで、イスラエルのネタニヤフ首相がアメリカ議会を核の合意に反対させようと働きかけていることを批判し、「彼はこれにより、イスラエルを世界でさらに孤立させることになる」としました。

イスラエルの高官はイスラエル中に誤った信条や暴力、嫌悪が広まっていることを認め、これらはイスラエルの消滅の土台を作るものだとしています。これに加えてシオニスト政権の外交政策もこの危機を増し、イスラエルの高官を対立させています。

イランと6カ国はイランの核計画に関する数ヶ月の協議を経て、7月14日合意に至りました。この合意に基づき、アメリカ議会は2015年9月17日までに、この合意について検討し、採決をとることになっています。ネタニヤフ首相は今から、アメリカ国内のシオニストロビーを使って議会にこの合意を否決させようと働きかけています。

ネタニヤフ首相は4日火曜、ビデオ会議で、アメリカのユダヤ人社会にイランの核の合意を否決させるために議会に圧力をかけるよう呼びかけました。イスラエルで行われた世論調査の結果はシオニスト政権内部の危機と同政権への人々の不信感を物語っています。テルアビブ大学の調査の結果、イスラエル社会の政府機関に対する信用は明らかに低下しており、市民はイスラエルの経済を麻痺させている治安・軍事費用の削減を求めています。とくにおよそ100万人のイスラエル人、つまり被占領地の人口の5分の1は、貧困線以下の生活を送っているということです。

パレスチナ占領、シオニスト政権の樹立から70年間、イスラエルは常に地域や被占領地で戦争や危機を作り出すことで自らを存続させてきました。このため、シオニスト政権はアメリカやシオニストロビーに対して、様々な兵器を要求しています。アメリカ議会は毎年、爆弾やミサイル、戦闘機を移送するために、10億ドル以上をイスラエルに無償供与しており、この政権はパレスチナ被占領地やレバノンなどで戦争を誘発し、さらに多くの兵器を要求することで自らの兵器庫を拡大しています。

こうした中、イランと西側の合意の一方で、被占領地における平和と安定の問題やパレスチナ国家の樹立に向けたパレスチナ人の権利の回復に関する主張は、イスラエルの極右を不安定にさせており、シオニスト政権を世界的に孤立させているのです。

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