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2015/11/14(土曜) 21:07

フランスでの最大のテロ攻撃(音声)

フランスでの最大のテロ攻撃(音声)

ミールターヘル解説員

フランスの首都パリで、前例のない同時テロが発生しました。


13日金曜夜、パリ各地での7つのテロ攻撃で、数百人が死傷しました。フランスのメディアはこの攻撃の死者を160人と発表しています。このうち、コンサート会場では100人が死亡しました。こうした中、フランス内務省は、パリのテロ攻撃の犠牲者の数を120人とし、人質となっていた負傷者60人の状況は悪化している、と発表しました。
フランスは、このテロのショックの中に沈んでおり、パリのすべての学校や大学は14日土曜、休校を発表しました。エッフェル塔の明かりも、この攻撃の死者を追悼し、消されました。
このテロ攻撃への最初の反応として、フランスのオランド大統領は非常事態宣言を発令するとともに、テロリストの逃亡を阻止するため国境を閉鎖しました。こうした中、テロ組織ISISはソーシャルネットワークで、このテロ攻撃の犯行を認め、「この攻撃はフランスの9.11だ」としています。

13日夜のフランスの同時テロに関しては、フランスがとくに今年の初めから直面してきたテロ攻撃とは異なった方向で考えるべきでしょう。こうした中、明らかに今回の攻撃の規模と犠牲者の数は、1月のシャルリーエブドへの攻撃以上のものです。同時に、今回のテロ攻撃はフランスだけでなく、ヨーロッパ全土において将来の治安対策の流れに確実に影響を及ぼし、基本的に現在の治安の流れを大きく変化させることになるでしょう。
ISISが今回のテロ攻撃の犯行を認めたことから、なぜこのグループはフランスで再びテロ攻撃を行ったのかという疑問がわいてきます。その答えは、ISISはフランスの対ISIS連合への参加、とくにこのグループの拠点への空爆に報復し、このテロを行ったということです。こうした中、フランスは現在中東、とくにシリアで以前自分たちが行った行動の始末をしているということができるでしょう。実際、イギリスやフランスといった国は、EUの重要な2つの加盟国として、アメリカやそのアラブの同盟国とともに、ISISやその他のシリアのタクフィール主義のグループの創設や強化に重要な役割を果たし、現在、この行動の結果はヨーロッパに現れ、テロリストのヨーロッパへの帰国により、ヨーロッパにテロが拡大しました。
ヨーロッパ、特にフランスは、シリアでのテログループの創設と拡大における彼らの支援の結果がいつか自分たちに返ってくるとは思いもしませんでした。現在、ISISの創設と強化の要因となったフランスといった国は、いわゆる国際的な連帯の枠内で、ISISに対抗しようとしています。ヨーロッパの政府は現在、ISISに対する消極的な対応の継続はヨーロッパの領土深くにその攻撃の裾野を拡大する原因になりうるという結論に達しています。フランスと連帯を組むアメリカは現在、ISISに対する効果的な対策を妨げています。これに関して、ロシアのプーチン大統領は、アメリカはシリアのテログループの拠点に関する情報を一切ロシアに渡していないと強調しました。
実際、現在、西側は自らが中東でまいたテロの種から生まれたものを、ヨーロッパで刈り取っているのです。EUはフランスでの今回のテロ攻撃に対して、再度高レベルで会議を開き、この破壊的な現象に対する新たな措置を講じることが予想されます。しかしながら経験が示しているように、テロ攻撃のイニシアチブをとっているのはテログループであり、彼らが攻撃を行う時間と方法を計画していることから、この問題は、数多くの治安対策にもかかわらず、フランスをはじめとするこれらの国の治安機関や警察を消極的な対応に向かわせているのです。

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