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2016/03/22(火曜) 22:41

ベルギーの大規模テロ攻撃

ベルギーの大規模テロ攻撃
ベルギーの内務大臣が、首都ブリュッセルの空港と地下鉄でのテロ攻撃の発生後、国家安全保障評議会会議の開催を明らかにしました。

ミールターヘル解説員

ベルギーの新聞のインターネットサイトによりますと、ベルギーのヤンボン内務大臣は、22日火曜、「ミシェル首相を長とする国家安全保障評議会が会議を行った」と発表しました。この会議は、ベルギーの空港での2回の爆発と地下鉄での1回の爆発を受けて開催されました。最初の統計によりますと、これらの爆発で、80名以上死傷したということです。

ベルギーのテロ攻撃は、2015年1月と11月のパリでの2つのテロ事件に続いて起こったものです。ブリュッセルの攻撃は再度、テログループがヨーロッパ諸国に向けている大きな脅威に関して、ヨーロッパの政治・治安関係者に警鐘を鳴らしています。

ベルギーの治安部隊は数日前、パリ同時テロの実行犯サラ・アブデスラム容疑者を逮捕しましたが、彼の仲間の一人は警察の手から逃れました。現在、ブリュッセル当局の予想があたり、この攻撃が実行されたようです。この攻撃の発生により、ヨーロッパ諸国、とくにベルギーと国境を接しているフランスは治安警告レベルを最高のレベルに引き上げました。この攻撃はおそらくベルギーのような小国にとっては9.11同時テロと同じ規模のものと見なされ、明らかに、同国の情報・治安体制に多くの変化を生じさせると共に、EU諸国にも影響を及ぼすでしょう。パリの攻撃を受け、EU諸国は数々の閣僚会議を開き、国境や市民をさらに監視し、テロ攻撃の可能性についての情報を得るための新たな法体制について話し合いました。

彼らの目的はとくにシリアやイラクのテログループに加わり、自国に戻ってテロを実行しようとしているヨーロッパ市民や外国人によるテロの脅威を減らすことです。こうした中、この措置は十分でないようであり、常に攻撃を行う中でイニシアチブをとっているのはテロリストです。ヨーロッパの治安当局によれば、ヨーロッパの市民5000人以上がテログループに加わるために、イラクやシリアに渡航しており、その多くが現在自国に戻っています。彼らの多くは以前同様ISIS のメンバーであり 、これまでヨーロッパで大規模なテロ攻撃を引き起こしています。昨年11月13日のパリでのテロ攻撃では130人以上が死亡しましたが、これはその最大の例と見なされています。さらにヨーロッパの治安関係者による会議の総括に基づいて、8ページの報告の中で提示されたユーロポールの評価は、ヨーロッパで更なるテロ攻撃の発生の可能性が高まっており、この攻撃の可能性は常に存在することを示しています。現在、ブリュッセルでのテロの発生により、こうした予想は現実のものとなっています。同時に、ヨーロッパ人は現在、以前、シリアでISISなどのテログループを支持することで自分でまいた種の産物の対処に追われています。現在、ISISはヨーロッパ諸国にはっきりと大規模な攻撃を仕掛けると脅迫しており、この脅迫もまた実現されています。今後も、シェンゲン協定のようなヨーロッパの体制において、テロの脅威を減らすために大きな変化が生じるだけでなく、ヨーロッパ諸国のサイバー空間もより安全な方向に導かれることになるでしょう。

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