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2016/03/27(日曜) 20:05

イラン外相によるイランのミサイル能力の強化の強調

イラン外相によるイランのミサイル能力の強化の強調
イランのザリーフ外務大臣が、「イランのミサイル計画に対するアメリカの行動に対しては、ミサイル力のさらなる強化によって応じる」と強調しました。

アミーンザーデ解説員

イランのローハーニー大統領と共にパキスタンを訪問したザリーフ外相は、26日土曜、首都イスラマバードで、アメリカによるイランの最近のミサイル演習に対する制裁を受け、イランのミサイル力のさらなる強化を強調しました。ザリーフ大臣は、イランのミサイル計画に制限はないとし、「この計画は、核兵器とは何の関係もない」と述べました。また、「大統領から国防軍需大臣への指示と強調により、イランのミサイル能力は強化されるだろう」と強調しました。この問題について、IRIBアミーンザーデ解説員は次のように語っています。

西側の政界やメディアは、イランの弾道ミサイル計画を、地域、特に地域のアメリカの同盟国にとっての脅威だとしています。アメリカの政府高官は、「イランの弾道ミサイルに対抗するために、ミサイル防衛システムを配備し、ペルシャ湾岸協力会議のアラブ諸国の兵器の力を拡大する必要がある」と語っています。彼らは、このような世論操作により、実際、ペルシャ湾岸のアラブ諸国にさらなる兵器を売却しようとしています。

さまざまな統計によれば、イランのミサイル実験について騒動を起こしている国々は、昨年、地域諸国に1000億ドルを超える武器を売却しました。アメリカ政府高官が、“ミサイルの脅威に対抗するため”としてイランへの制裁強化の必要性を強調していますが、これは核以外の問題を口実にした制裁継続のための措置です。この中で、アメリカ財務省は、24日木曜、イランのミサイル計画とマーハーン航空に協力したとして、イランと外国の企業6社、及び、イギリス人2名を制裁の対象としました。

こうした中、イランの防衛政策は、常に、抑止力に基づいたもので、核合意に疑問を呈するものではありません。イランのミサイル実験もそれに基づいています。

1980年代のイランイラク戦争で、イラクのサッダームフセイン政権が、東洋と西洋の大国から提供されたミサイルにより、イランの各地を攻撃していた際、現在、イランの抑止力に懸念を示している国々は、サッダームフセインのミサイル攻撃の継続を阻止するためのイランへのミサイルの供与すら拒みました。

明らかなのは、イランが常に、抑止的な政策を取っていることであり、いかなるときも、他国への戦争を開始したり、侵略を企てたりしたことはない、ということです。一方でイランは、強要された戦争の経験や脅威の継続に注目し、抑止力に基づいた防衛政策を取っており、この防衛政策は、安全や安定に矛盾するものではありません。そのため、なぜイランのミサイル実験が恐ろしいものでなければならないのか、という疑問がわいてきます。脅威に対する防衛の準備は、国際的に認められています。イランの弾道ミサイル実験も、脅威に対する抑止的な政策の枠内で実施されています。そのため、いかなる国も、偽りの口実によって、この権利を奪うことはできません。イラン外相がイランのミサイル計画の強化を強調したのも、こうした理由に基づくものなのです。

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