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2016/04/04(月曜) 20:37

日本とフィリピンの軍事協力

日本とフィリピンの軍事協力
日本の駆逐艦2隻と潜水艦1隻のフィリピンの海域への派遣により、軍事協力の強化が事実上、両国の政策に据えられました。

ガッファーリー解説員

フランス通信によりますと、フィリピン海軍司令部の報道官は、日本の艦艇のスービック湾への派遣を明らかにしました。

スービック湾はマニラから200キロのところにあり、現在アメリカ軍が駐留しています。スービック湾に加えて、アメリカ軍はルソン島のクラーク空軍基地にも駐留しています。この2つの基地は、冷戦時代の前後からずっとフィリピン政府によって維持されてきました。それから15年、日本の艦艇のフィリピン派遣は、東アジアや東南アジアでのアメリカの同盟国が意識的に中国との代理戦争に入っていることを示しています。とはいえ真の戦争が始まるかどうかは、周囲の状況やアプローチの種類によります。

フィリピンは、「日本との軍事協力は地域の平和や安定の向上や両国間の海上協力の強化を目的に行われている」と述べています。日本は、国内世論の説得し、地域や世界の世論を違った方向に誘導しようと、「このような措置は平和を追求したものだ」と述べていますが、アメリカによるアジア各地における大規模な軍事設備の配備やアメリカとフィリピンの合同軍事演習と共に、日本とフィリピンの軍事協力は別の意味を帯びています。

日本の艦艇がスービック湾に寄港した中、東シナ海や南シナ海の領有権を巡り、中国とフィリピン、日本の間で緊張が高まっています。アジアにおけるアメリカの2つの同盟国の軍事協力は新たな軍事的結びつきの強化を物語っています。なぜなら日本はそれをフィリピンへのさらなる軍事支援に向けた下地と解釈しているからです。

日本は、航空機5機と一部の軍備をフィリピンに供与すると約束しました。これは、南シナ海の領有権を巡る中国との対立に関して、国際裁判所の判決が出る前に、地域での自国の立場を際立たせようとするフィリピンの措置を表しています。

現在、中国は、このような措置を単なる軍事訓練とはとらえていません。中国は、日本とフィリピンは軍事協力によって中国にメッセージを伝えようとしていると見ています。政治アナリストもフィリピンと日本の軍事行動と軍事協力の拡大を中国をけん制するものと見ています。

2016年3月、日本とフィリピンの間で軍事合意が締結され、日本はフィリピンの軍事的なニーズを満たし、後方支援を行うことになりました。このため、日本とフィリピンの軍事関係者の協力の表明は単に通常の軍事訓練とは見なされないでしょう。

日本はあらゆる種類の軍需品を第三国などの仲介なくフィリピンに供与することを約束しています。まさにそれが、一部の政治評論家が日本とフィリピンの軍事協定の締結を中国に対する東南アジア最大の軍事協定と見ている理由です。

日本はここ数日、アジアでのアメリカの扇動行為から利益を得ており、フィリピンへの最新鋭の兵器の売却は、こうした方向で分析することができます。

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