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2016/04/09(土曜) 19:36

地域情勢に関するイラン外相の見解

地域情勢に関するイラン外相の見解
イランのザリーフ外務大臣が、ロシアのタス通信のインタビューで、地域問題について触れ、「過激派やテロリズムは、中央アジアやコーカサスをはじめとする地域を危険にさらしている」と語りました。

アミーンザーデ解説員

ザリーフ外相は、8日金曜報じられたこのインタビューで、「我々すべては、過激派の脅威に直面している。このため、国際法規や国連憲章の原則を尊重するために、平和的な手段を用いて争いを解決することが必要だ」と述べました。ザリーフ大臣は、このインタビューで、テロや過激派は占領者によって生み出されたとし、「イラク占領から数年、過激主義が拡大した」と述べました。

ザリーフ外相は、地域問題の解決、とくに過激派の問題の解決に関するイランの考えを説明し、テロ対策を主張する国々のダブルスタンダード政策を非難しました。さらに、「国際社会、特に、テロや過激派対策に関して多くを語っている人々は、自分の言葉に責任を持って真剣に行動するよう学ぶべきだ。それに対抗するために、政治的な決定をとるのではなく、実際に行動すべきだ」と述べました。

ザリーフ外相は、互いを助けることで、過激派を抑制することができると強調し、「過激派対策には多面的なアプローチが必要であり、軍事的な側面はこの問題の一側面に過ぎない」と述べました。

イラン外相の表明は、アメリカが地域で追求しているダブルスタンダード政策について触れたものです。アメリカはテロ対策を主張する裏で、テログループを支援しており、彼らを地域での目的を推進するための道具にしています。

7日木曜、ペルシャ湾岸協力会議に出席するためバーレーンを訪問したアメリカのケリー国務長官は、地域でのアメリカの分裂を煽る干渉的な政策を地域を安定させるものだとしました。ケリー長官はアメリカの第5艦隊が駐留するマナマへの訪問で、バーレーンやサウジアラビアに民主主義が欠如していることについて触れず、またイエメンでのサウジアラビアの犯罪やバーレーン政府の弾圧にも目を覆い、これらの国を地域を安定させる存在だとしました。

バーレーン政府は、4年以上前から、人々の訴えを激しく弾圧することで、数千人を不公正に収監し、処刑を行ったり、市民権を奪ったりすることで、明らかに人権法を蹂躙しています。サウジアラビアもアメリカやイギリスの戦争兵器を用いて、1年以上前から、イエメンの罪のない人々を殺害しています。しかしながら、アメリカは依然としてこれらの政府を支持しています。実際兵器購入に多額の費用を投じているこれらの国は、地域におけるアメリカの同盟国と見なされ、他国を情勢不安にすることで自国の安全を確保しようとしています。

明らかに、地域や世界の安全の問題は、アメリカや地域の同盟国が支持するテロや過激主義から生じてています。ザリーフ外相はこれ以前にも、ミュンヘン安全保障会議で、「我々は共通の脅威に対抗するための協力に向け、共に勝者にも敗者にもなる新たなモデルを作り出すことができる。なぜなら現在、世界の危機は勝ち負けが存在しない段階にきているからだ」と述べています。

明らかなことは、安全は世界的な問題であり、核の安全からテロ、過激派の否定、世界経済の安全と言ったすべての分野を含むということです。このため、共通の脅威に対抗するためには、見解を改め、現実的な見方をすべきなのです。

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