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2016/04/10(日曜) 05:11

EU、南シナ海問題に介入

EU、南シナ海問題に介入
中国と一部の近隣諸国が南シナ海の領有権を巡って対立を継続している中、EUもまた、少しずつこの問題に介入し始め、この地域の利権を得ようとしています。

イルナー通信によりますと、現在世界で最大の争点と見なされる南シナ海は経済的に重要な最大の航路のひとつであり、年間5【兆】ドル以上の取引がこの地域を通じて行われています。

現在アメリカ、日本、フィリピン、ベトナム、マレーシア、台湾、ブルネイがこの地域での利権を追求していることに加えて、中国もこの地域の領有権を主張していますが、今度はヨーロッパがこの海域から利益を得ようとしています。

この問題は最近、一部のヨーロッパの関係者の表明に表れており、彼らは「EUもまた南シナ海に取り分がある」と主張しています。

ヨーロッパの外交関係者は、「EUもまた南シナ海の問題を重視しており、その中で法の支配が実行されることを望んでいる」と表明しています。

欧州対外行動局のアジア太平洋局長は、最近、中国での会議で、はっきりと、「南シナ海の問題は、地域諸国以外にも関係がある」と表明しました。

同局長は、「地域情勢は懸念を引き起こしており、南シナ海は争点になっている。この問題はすべての国に問題を作り出す可能性がある」と述べました。

さらに、「ヨーロッパは多くが経済的な関わりを求めている」としました。実際、問題が拡大すれば、ヨーロッパを含む各国の経済やその安全も深刻な危険にさらされます。

また、「我々は南シナ海の問題に関わってきたし、今も関わっている。各国にこの地域での法の支配を無視させたくない」としました。

香港の雑誌は、このヨーロッパの高官の発言に関して、「彼らは自分たちは南シナ海の争いから遠ざかろうとしており、自らの利益を追い求めると共に、すべての関係者を南シナ海で国際的な法や原則を守らせようとしている」としています。

複数の報道は、中国は今も南シナ海での人工島の建設を続けており、これに関するアメリカの反対は効果がなく、誤りだとしています。

ヨーロッパの関係者の表明の一方で、日本ではまもなく、G7 先進七カ国サミットが開催される予定で、ヨーロッパの4カ国もこの会議に参加し、南シナ海の問題を協議することになっています。

中国の元駐ドイツ大使は、香港の雑誌に対して、「ヨーロッパのこの問題への介入は、非建設的なものであり、彼らにとってよい結果をもたらさないだろう」と述べました。

南シナ海は30年前までは中国にとってそれほど重要性はありませんでしたが、中国が世界の経済大国になった現在、ペルシャ湾岸の原油輸入と中国製品の輸出のために、安全な航路を必要としています。

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