トルコのニュースサイト、ワールドブルテンによりますと、トルコ軍は11日月曜、シリアを砲撃したことについて、この攻撃でテロ組織ISISの拠点を狙ったと主張しています。
トルコ軍はまた、この攻撃が行われたのはISISが同国とシリアの国境地域を占領した後であるとしました。
こうした中、ロシア軍参謀本部機動総局のセルゲイ・ルドスコイ局長は11日月曜、「テロ組織ヌスラ戦線のメンバーおよそ1万人が、様々な地域からシリア北部に移され、トルコ軍が彼らを支援している」と述べています。
ISISは近年、アメリカ、トルコ、一部のアラブ諸国や西側諸国の軍事、資金面での支援を受け、特にシリアとイラクをはじめとする地域諸国で多数の犯罪を引き起こしています。
トルコは、シリア危機の勃発当初からサウジサラビアやカタールとともに、シリアの反体制派を支援しています。