イルナー通信によりますと、ローハーニー大統領は6日水曜、テヘランでFIFA・国際サッカー連盟のブラッター会長や、AFC・アジア・サッカー連盟のサルマン会長と会談し、「イランは、アジアカップレベルのサッカー選手権を、また世界レベルのビーチサッカーやフットサルの大会を開催する準備を整えている」としました。
ローハーニー大統領はまた、「サッカーは、各国の国民の関係や文化を互いに近づかせることができる」とし、「今日、サッカーは、単なるスポーツではなく、サッカーのスター選手たちは、世界各地のピッチの上でプレーをしながら各国の平和大使の役割を果たしている」と述べました。
ローハーニー大統領はさらに、イスラム教徒の女子サッカー選手がイスラム法を守りながら、国際試合に参加できるようになるための適切な状況を整えているブラッター会長の努力に感謝の意を表明し、「この措置により、イスラム諸国をはじめとする各国でサッカーが広まり、盛んになるだろう」と語りました。
また、ブラッター会長もこの会談において、「サッカーの目的は、世界各国の間で、社会、文化、そしてスポーツ面での運動を生み出すことである」としました。
さらに、「サッカーの試合の開催は、各国の国民の間に平和を樹立する上で肯定的な役割を果たす」とし、ローハーニー大統領が特にサッカーなどスポーツ分野で合理的かつ穏健な政策をとっていることに謝意を示しました。