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2015/03/01(日曜) 23:54

ボードリーとカーライルが見る「預言者モハンマド」

ボードリーとカーライルが見る「預言者モハンマド」

「預言者よ、我はあなたを世界の人々への慈悲のためだけに遣わした」

 

思想家たちは、太陽の光が生命の世界に降り注ぎ、それによって日中が現れたように、人類社会においても預言者は太陽のように現れることで、真理を明らかにしていると述べています。日中の出現とは、再生、人生の熱情の始まりを意味します。学者らは、預言者も人間の再生、社会の跳躍と道徳において役割を果たしているといいます。太陽が、太陽系の惑星を引き付ける中心にあり、その運動と変化の源であるように、預言者もまた、人間を引き付け、彼らの変化と完成の源となっています。このことから、最後の預言者への啓示は、人類社会における大きな動きの源、人間の繁栄と知性の源となったのです。

預言者ムハンマドの教えにより、無明時代の文明化されていなかった人々は変化しました。預言者は粗野で無慈悲であったアラブの人々に、献身的で、慈悲深く、賞賛に値する人間になるよう教育しました。歴史の中では次のような話が言い伝えられています。ある戦いの中で、負傷したイスラム教徒たちが倒れていました。戦士の一人が負傷者に水を運んできましたが、誰一人それを飲むのを拒否し、別の人に先に飲ませようとしました。そしてついに全員が喉を乾かせながら殉教したということです。預言者の教えにより、人々の間では、その当時の重要な学問や知識を得ようと、読み書きを学ぼうとする動きが始まりました。学校や教育機関が次第に設立されるようになりました。イランもまた、イスラムの至高なる教えに基づいて、闘いに立ち上がりました。イスラム教徒の勝利により、ヨーロッパの東や南に知識習得の波が広がりました。後に、十字軍の戦争が起こり、ヨーロッパ人がイスラムの思想や書物、学問に触れたことにより、学問の源はヨーロッパに急速に広まっていきました。明らかに人類のこのような学問の開花の源は、イスラムの聖典コーランと預言者の教えなのです。

歴史を紐解いてみると、さまざまな時代にイスラムの預言者に対する不公正で愚かな動きが起こっていたことが明らかになります。論理と道徳から離れた人々は、神の預言者の突出した人格を中傷し、彼の宗教が影響を及ぼすのを妨げようとしました。このグループに対して、知識を持ち、思考する人々がいます。彼らは礼節に満ちた眼差しを持って、人類社会の誠実で哀れみ深く賢い神の預言者たちに敬意を表しています。これらの人々の中には、有名な作家や研究者も見られます。彼らは非イスラム教徒でありながら、公正な立場から、イスラムの預言者の真の姿を西洋の人々に知らせています。世界を照らすイスラムの光と、神の節の深い影響力により、どの思想家も預言者という人物を前にひれ伏すのです。

西洋の歴史家、ボードリーは、彼と同じキリスト教徒がコーランや預言者に対して行った中傷について、自著『ムハンマドの人生』の中で次のように記しています。
「現在、世界に預言者ムハンマドに関する悪いイメージを広めようとする動きが見られるが、ムハンマドの人生は非常に明らかなものである。私はムハンマドの生涯に関する、彼に批判的な書物を研究した。その著者は多くのページを、論理にかける不当な発言で埋め尽くしている。彼はこのような人物がどのようにして人類の発展のために、影響力のある進歩的な法規をもたらすことができたのか、どのようにして人間を教育し、短期間でイスラムという偉大な文明を築き、最初に偉大な民を彼らに加わらせたのかということを説明していない。」

ボードリーはさらにこのように語っています。
「砂漠の民であるアラブ人を従わせたことは、ムハンマドの偉大なる業績のひとつだ。この業績は、最大の奇跡に匹敵すると言えるだろう。彼はその民族の中に、驚くような連帯を生じさせた。人間はムハンマドの人生について思考することで、彼の英知や措置に驚愕する。ムハンマドはどの時代においても死ぬことなく、生き続けている」

イギリスの思想家であるトマス・カーライルも、イスラム預言者に対する狂信的な人々の中傷を彼らの論理力の弱さの結果だとし、次のように述べています。
「ムハンマドは詐欺師だ、という主張に耳を傾けたことは、今日の文明化された人間にとって非常に大きな過ちである。このような空虚な恥ずべき発言と闘うときが来た。この預言者がもたらした託宣、宗教は、何百年も松明のように光り輝いている。嘘をつくような人物がこのような包括的な宗教を作り、それを世界に広められるだろうか。神に誓って、このような中傷は非常に驚くべきことだ。愚かな人間は、家を一軒建てることもできない。そのような人物がどのようにしてイスラムのような宗教を人類社会にもたらすことができるだろうか」

カーライルはさらに、このように述べています。
「世界の国が推論や知性に寄ることなく、このような浅はかな中傷を受け入れることは大きな問題だ。この偉大な人物が、事実に反することを話すことはありえない。彼の人生が示しているように、彼は青年時代から、賢く、思考する人物であった。ムハンマドの人生の基盤や彼の好ましい性質、言動のすべては、正しさと清らかさに基づいている。彼の発した言葉を聞けば、その中で一種の啓示や奇跡が見つからないだろうか。この人物は、生命の尽きることのない泉から、私たち人間にメッセージをもたらしている。神はこの偉大な人物に知識と英知を授けたのだ」

 

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