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2015/05/04(月曜) 22:05

クルド人の口承文学とフォークロア

クルド人の口承文学とフォークロア

なぞなぞは、クルド語でメテルと言い、他のクルドの文学と同じように、彼らの生活や周囲の自然環境、使用する道具と大きな関係があります。ここでクルドのなぞなぞの例を挙げてみましょう。


「キュウリのような緑色で、すずかけのように背が高く、ザクロのように酸っぱいものは何だ?」「答えはダイオウ」
「抑えなければ広がり、抑えれば小さくなるもの何だ?」「答えは欲」

クルド人のフォークロアの重要なものの一つに、先人たちの例えや助言があり、それらは短く簡単な文の中で暗示的に深い意味を示すものとなっています。実際、格言は人間の最も古い文学であり、格言の中では各国民の認識や文明、言葉の幅広さや発達度が明らかになっており、これはより古い歴史や豊かな文化の歴史を持つ国民はその格言もさらに深いものとなっていることを意味します。格言を知ることは、様々な民族の文化や伝統を知ることに大きく役立つことから、ここからはクルドの格言についてお話しすることにいたしましょう。

クルド人の格言の多くは、彼らの宗教的な信条、一神教と直接関係があります。例えばこのような格言があります。
「預言者ムハンマドの呼びかけをはっきりと言うことは、よいことだ」

クルド人の格言は彼らの社会生活の様々な分野を含んでおり、その最も重要なものとして、努力の文化を奨励し怠慢を否定する、不適切で誤った行動を非難する、正直と誠実を奨励する、他者の権利を守る、祖国を愛する、配偶者を敬う、健康に気をつける、といったことが挙げられます。

ここからはクルド人の口承文学についてお話しすることいたしましょう。クルド人の口承文学で一番重要なものは、クルドの民謡や詩の形で語られるリズムのある言葉です。クルドの言語や文化は昔からメロディーを伴っており、その地域の人々の日常生活と融合しています。クルド人の間で使われている方言の多様性もまたクルドの旋律に大きな影響を及ぼしており、クルドの音楽を形や内容の点で多種多様なものにしています。

対句、民謡、マガームは、クルドの音楽の最も古いものと見なされており、民謡は多様性があり、それぞれに独自の旋律を有しています。クルドの民謡には、農作業に関するもの、宗教に関するもの、祝祭のときに使用されるもの、乳搾りなどのときに女性が歌うものなどがあります。民謡は祖国から離れた郷愁や愛国心、英雄伝、献身や愛情、春の訪れ、子どもの誕生を歌ったもの、子守歌があります。また冠婚葬祭など、折に触れて演奏されており、聞き手の心を揺さぶるものです。

子供の遊びやそれに関する文化もまた、クルドの口承文学や風俗習慣の一部と見なされています。子供の遊びは多くの場合、彼らの成長過程における精神や肉体を強化するための教育的な側面を持つもので、社会的な教育として提示されています。例えば、クルドの子どもの遊びの一つに、ゴラーンというものがあります。ゴラーンはボールを使った遊びで、複数で遊びます。一人が棒とボールを手に持ち、他の子供たちより離れた場所に立ちます。他の子供たちは彼に向かい合って立ちます。先ほどの子どもがボールを棒で打って空に向かって飛ばします。ボールを地面に落とさず取った子が勝者となります。勝者は棒とボールを手にし、再びボールを棒で飛ばします。これを繰り返します。

 

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