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2015/12/21(月曜) 22:28

コーラン第26章 シュアラー章 詩人 第137節~第150節

コーラン第26章 シュアラー章 詩人 第137節~第150節

コーラン第26章 シュアラー章 詩人 第137節~第150節

 

慈悲深く慈愛あまねきアッラーの御名において

 

第137節~第140節

إِنْ هَذَا إِلَّا خُلُقُ الْأَوَّلِينَ

وَمَا نَحْنُ بِمُعَذَّبِينَ

فَكَذَّبُوهُ فَأَهْلَكْنَاهُمْ إِنَّ فِي ذَلِكَ لَآَيَةً وَمَا كَانَ أَكْثَرُهُمْ مُؤْمِنِينَ

وَإِنَّ رَبَّكَ لَهُوَ الْعَزِيزُ الرَّحِيمُ

「これは先人たちのやり方に他なりません。私たちは責め苦を受けないでしょう。 そうして彼らは、彼[フード]を否定した。だから我々は彼らを消滅させた。明らかに、その中にはしるしがある。彼らの多くは敬虔な人間ではなかった。本当に汝の主は、愛すべき寛容な方であられる」 (26:137~140)

 

前回の番組でお話したように、預言者フードがアードの民に、敬虔さを守り、相応しくない行いを遠ざけるようにと諭したとき、アードの民はこのように言いました。「無駄な努力をするものではない。あなたが忠告を与えようと与えまいと、私たちにとって違いはなく、何の影響も受けることはない」 この節では続けて、アードの民の言葉が述べられています。彼らは、自分たちの相応しくない行いを正当化するために、先人たちの慣習や道を続けているだけだとし、次のように言います。「意味もなく私たちを批判しないでください。私たちが逸脱の道を歩んでいると思ってはいけません。私たちは、正しい道を歩んだ先人たちのやり方に従っているだけです。あなたの言葉に反して、私たちが懲罰を受けることはないでしょう。なぜなら、罪を犯してはいないのですから」

 

神はそれに対し、このように答えました。「彼らはフードの言葉を偽りとし、彼の使命を否定した。そのため彼らは現世で困難に陥り、消滅した。彼らの多くは信仰を寄せず、また信仰を寄せるために真理を知ろうともしなかったからである」 この節は続けて次のように語っています。「このような彼らへの神の対応は、教訓であり、神の力のしるしである。様々な民がそこから教訓を得るべきである」

 

第137節~第140節の教え

・先人たちの行動は、彼らの道の正しさの根拠とはなりません。そのため、先人たちの慣習に盲目的に従ったり、彼らの行いを頑なに信じたりすることは、理性とは相容れない行為です。

・昔の人たちがやっていたから、という理由で、自分の誤った行いを正当化したり、責任を逃れたりすべきではありません。

 

第141節~第145節

كَذَّبَتْ ثَمُودُ الْمُرْسَلِينَ

إِذْ قَالَ لَهُمْ أَخُوهُمْ صَالِحٌ أَلَا تَتَّقُونَ

إِنِّي لَكُمْ رَسُولٌ أَمِينٌ

فَاتَّقُوا اللَّهَ وَأَطِيعُونِ

وَمَا أَسْأَلُكُمْ عَلَيْهِ مِنْ أَجْرٍ إِنْ أَجْرِيَ إِلَّا عَلَى رَبِّ الْعَالَمِينَ

「サムードの民も、預言者たちを否定した。そこで、彼らの兄弟のサーレハは言った。『あなた方は恐れ、服従しないのか?私はあなた方の預言者である。だから神を畏れ、崇拝し、私に従いなさい。私はこれについて、あなた方に何の報奨も求めない。私の報奨はただ世界の創造主である神からだけのもの』」 (26:141~145)

 

シュアラー章の節は、ヌーフ、イブラヒーム、ムーサー、フードといった預言者たちの出来事について述べた後、今度は預言者サーレハが、その民のサムードを導くための方法や彼がたどった運命について述べています。サーレハが人々を導く方法も、他の預言者たちと同じもので、3つの重要な原則に触れています。一つ目は、神の命への反抗をやめること、二つ目は現世と来世で幸福を手にするために、正直で信頼できる預言者に従うこと、そして三つ目は、預言者たちは人々に期待などしておらず、彼らは、人々のためではなく、ただ神のためだけに役目を果たそうとしているのだということです。

 

第141節~第145節の教え

・神のすべての預言者の導きの方法や内容、そのメッセージはすべて同じでした。彼らは皆、人々を唯一の神へといざない、神の命に背くことを禁じていました。

・預言者という重大な使命を担うことができるのは、信頼や正直さで知られた人物です。そのような神の預言者たちの道を継承する宗教の伝道師たちも、そのような特徴を有していなければなりません。

 

第146節~第150節

أَتُتْرَكُونَ فِي مَا هَاهُنَا آَمِنِينَ

فِي جَنَّاتٍ وَعُيُونٍ

وَزُرُوعٍ وَنَخْلٍ طَلْعُهَا هَضِيمٌ

وَتَنْحِتُونَ مِنَ الْجِبَالِ بُيُوتًا فَارِهِينَ

فَاتَّقُوا اللَّهَ وَأَطِيعُونِ

「あなた方は、ここにある状態で、安全に放っておかれる[と考える]のか。また、庭園や泉、耕作地や多くの美しい花をつけるナツメヤシ園の中でも。あなた方が[巧みに]山に住み処を削っても。だから神に服従し、私に従いなさい」 (26:146~150)

 

この5つの節で、預言者サーレハは、自らの民に強く警告します。「なぜ現世に永遠に留まり

、常に恩恵の中で安寧に暮らせると思うのか? これらの実りの豊かな庭園やナツメヤシ園が、ずっとあなたたちのために残り、果実を利用できるとなぜ考えるのか?、なぜそれほどまでに、現世を楽しんだり、腹を満たしたりすることに囚われるのか?そして神の恩恵を利用しているにも拘わらず、常に神の命に背くのか? 少なくとも抗うのはやめ、神に従うがよい。また、現世でも来世でも幸福に至ることを望むなら、私の言葉を聞きなさい。私は自分で勝手に言葉を述べているのではない。あなたたちへの神の言葉を述べているのだ」

 

第146節~第150節の教え

・現世の恩恵を利用しましょう。しかし、それらに心を奪われてはなりません。なぜならそれらは、永遠のものではないからです。

・平穏や安楽の中にあり過ぎるとき、腐敗や不信心の土壌が生まれます。社会は、忠告や警告が繰り返されることを必要とします。

 

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