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2014/03/17(月曜) 20:35

サラ・トレースさん

サラ・トレースさん

イタリア出身の女性、サラ・トレースさんは最近イスラム教徒に改宗しました、自分について、彼女は次のように語っています、「私は29歳の獣医で、父と私はキリスト教徒、母はユダヤ教徒でした。私は少女時代から多少なりとも適切な服装を身につけており、イスラム教について知らないながらも、パーティーでは体を露出しない服を着用しようと努めていました。それは、そうすることが私の心の安らぎになったからです。その時まで、私はイスラム教徒の人を間近に見たことはなく、イスラムについては何も知りませんでした。イスラム教徒について聞いていたことは、私の周りの人々が、『女性に対して粗暴な振る舞いをし、女性は奴隷のように扱われる』といっていたのを聞いていたのみでした。しかし現在、多くの勉強を行った結果、これが間違いであると気づき、真相を見出したことで喜びを感じました」。

 

トレースさんは、少女時代から宗教的な問題への関心がさらに大きくなりました。一方、彼女自身の宗教に対する疑問により、彼女の人生における新たな問題が生じてきたのです。彼女はこれに関して、次のように語っています。「私やそのほかの全ての人々には、宗教的な本質が備わっており、また、宗教に関する関心は、全ての人に見られます。実際、宗教と神に対する信仰は必要な事柄であり、もしそのニーズが満たされれば、安らぎと安心感が与えられます。私も、自分のこの本質的な必要性を満たすことを求めていました。しかし様々な宗教を調べれば調べるほど、私の疑問や質問は大きくなっていったのです」 彼女はまた、彼女がイスラム教に傾倒する最初のきっかけとなったものや人について、次のように語っています。

「私の周りにイスラム教徒の人はおらず、大学に進学するまで、私にとってイスラム教に出会うきっかけは存在しませんでした。様々な宗教や倫理観を持った学生がいる大学という空間は、私にとってとても興味深いものでした。多くの学友と知り合い、彼らの振る舞いに驚いていました。大学では、私にとってとても驚くべき行動様式や考えを持つ人と知り合いました。その人は、他の人々とは異なり、その人の禁欲ぶり、敬虔さ、誠実さ、清らかさは私にとって大変興味深かったのです。しかし私を含め、誰もその人がイスラム教徒であるとは知りませんでした。その人の振る舞いは、私にとって模範となりました。その人がイスラム教徒であることを知ってから、周りの人は、私に『その人から離れなさい』と言ってきました。しかし、私にはその人を避ける理由はありませんでした。なぜなら、その人は私が今まで見てきた中で最も清らかで、より善良だったからです。私は、その人のそうしたものの考え方や行動様式を持つ理由について、本人に尋ねてみました。その人は、自分がなぜその宗教を持っているかを、私に語ってくれました。私にとって興味深かったのは、その人の言動がイスラムに対する私の以前の捉え方とは、全く違っていたからです。私は、その人にイスラム教についてもっと語ってくれるよう求めました。私はこのようにして、イスラム教と出会ったのです」。

トレースさんは、1人のイスラム教徒と知り合ってから、イスラム教が以前に聞いていた説明とは大きく異なっていることに気づきました。その結果、彼女はイスラム教について調べ、学び始めたのです。もっともこうした道において、イスラム教徒と知り合ったことは、彼女がイスラム教をよりよく、より深く知るための大きな助けとなりました。彼女は、イスラムの勉強を進め、疑問に遭遇した時には常に、イスラム教徒の友人から助けを得ました。これについて、トレースさんは次のように語ってくれました。「イスラム教は、人間の本質と調和しており、神は、本当に真理を求める全ての人を導いてくれます。私自身も、失っていた神の慈愛を、イスラム教の中に見出しました」。

トレースさんは「イスラム教に改宗して間もないころは、宗教的な戒律を守るのが難しくありませんでしたか」という質問や、「ご自分の決心を後悔したことはありましたか?」という質問に対して、はっきりと、次のように語りました。「いいえ、決してそのようなことはありませんでした。イスラム教に出会ったとき、自分がこの世に生まれたばかりのように感じ、安らぎを得ました。神の不満足以外に懸念することはなく、コーランの朗誦は私に安らぎをもたらしてくれました。コーランはその驚くべき節により、私の疑問に対する回答を与えてくれ、私をイスラム教に近づけてくれたのです。イスラム教をコーランそのものから、あるいはコーランにより親しんでいる人から学ぶべきであり、この書物は最高の道に導いてくれます」。

ヨーロッパでイスラム教に改宗する人々が増えている中、西側の専門家は人々のこうした宗教的な傾向の秘密を解明しようとしています。一部の専門家は、ヨーロッパ諸国の女性がイスラム教を信じるようになっているのは、西側社会における好ましくない現象やアイデンティティの喪失、道徳的な退廃への反応であるとしています。彼らは心理学的な点から、女性が何かに帰属することや保護・支援されることを欲しており、イスラム教の教えがそれらを見事に果たしている、と考えています。

この調査は全体として、イスラム教がヨーロッパで影響力をもつ宗教であることを示しています。実際、イスラム教は女性、男性にとっての現実的で明確な模範を示していることから、人々をひきつけているのです。これに加えて、イスラム教は家族や母親に高い地位を与えており、女性を性の商品とはみなしていません。

西側におけるイスラムの繁栄は、婦女子の間でのヘジャーブの広まりなど、様々な現象となって現れています。イスラム教に改宗した元非イスラム教徒の女性は、ヘジャーブを精神的な安心感を生み出す重要な要素のひとつとみなしています。この安心感こそは、西側諸国に見られる、体を露出する傾向や締りのなさにより脅かされているものなのです。西側の女性は、快楽主義や性的な腐敗の拡大が、彼女たちの人格を貶めているという真実にたどり着き、イスラム教という精神的なよりどころの中で、人間としての尊厳を手に入れようと努力しています。

イランの偉大な哲学者モタッハリー師は、次のように語っています。「イスラム教の特質とは、男性と女性の人格面の繊細さと精神的な特性を完全に認識していることである。イスラム的見解では、女性、そして人間はその人独自の創造性や才能を伸ばし、社会にこれを示す自由な存在である。しかしこれは、社会が内面的な欲望に基づく快楽主義によるあらゆる逸脱から遠ざかり、幸福への道を歩むために、健全な競争を行い、論理的で清らかな関係を持つことが条件である」

トレースさんはイスラム教に改宗した後、家の外ではイスラム的な装いであるヘジャーブを着用するようになりました。彼女は、イスラム教は彼女にとって社会的な活動の妨げになるものではないと考えており、むしろ貞節さとヘジャーブを守りながら、以前と同じように関心のある事柄に携わり続けています。彼女はヘジャーブについて、次のように語ってくれました。「イスラム教とその規則は人間の清らかな本質に基づいており、ヘジャーブはイスラム教で定められた義務のひとつです。盲目的に決断を下し、人間の魂に必要なもののひとつで、社会を腐敗や犯罪から守る要因であるヘジャーブを禁止する人々の存在は、実に恥ずべきことです」

トレースさんは最後に、次のように語ってくれました。「私は、いつの日か自分がイスラム教徒に改宗するなどとは、過去には決して想像したこともありませんでした。私は現在、イスラム教徒に対して自分が持っていた大変に悪いイメージは、完全に間違っていると気づきました。このような思考形式の原因は、メディアにあったのです。その当時、私はメディアの報道を全て信じており、自分もイスラム社会の中の一員になるだろうとは、全く考えていませんでした。しかし現在、イスラム教に改宗したことを誇りにしており、このことを大変嬉しく感じております」。

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