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2014/08/13(水曜) 23:27

2014年8月15日(福本・芝田)【音声】

2014年8月15日(福本・芝田)【音声】

●リスナーより
サッカーワールドカップブラジル大会ですが、6月13日の金曜広場で紹介された、イランのサッカーファンへのインタビュー内容はたいへん興味深いものでした。このようなインタビューを受けた場合、多くの日本人のサッカーファンが「厳しいとは思うが、きっと決勝トーナメントへ進出してくれることと思います」というようなコメントを口にするでしょう。イランのサッカーファンがこぞって「イランの予選突破は無理」と評価していたことが、たいへん印象的でした。これも国民性なのでしょうか。

 

●ラジオより
(福本): O・Sさん、ありがとうございます。今や過去のものとなってしまった感のあるサッカーワールドカップですが、ドイツ対アルゼンチンの決勝戦が行われたのがちょうど一か月前のことでした。Oさんがおっしゃっている、イランのサッカーファンへのインタビュー、これは芝田アナが担当したのでしたよね?Oさんは彼らのシビアな回答を「国民性なのかしら」とおっしゃっていますが、実際インタビューした芝田アナの印象としてはそのあたり、何か感じるところはありましたか?

(芝田):
そうですね。もうワールドカップがずいぶん前のことのように感じてしまいます。決勝戦から、もう1ヶ月も経つのですか。それはびっくりです。ところで、私もインタビューをしてみて、イランのサッカーファンはシビアだな、と思いました。イランには勝ってほしいし応援はしているけれども、現実的に見て、今のチームの状態などを見ると無理だろう、と、とても論理的に考えているんですよね。中には一言でいい、と言ったにも拘わらず、10分近くも、自分の意見について解説をしてくれた人もいました。テレビ番組を観ていてもそうだったのですが、解説者の間でも、イランが決勝トーナメントにいける確率は低いだろう、という意見が多かったんですよね。これが日本だったら、いろいろと可能性を挙げて盛り上げるところなんですが、感情的なイラン人であろうとも、この辺は冷めているなぁと思ったものです。それからもう一つ。ワールドカップの予選の試合前に、それぞれのチーム、というか国を紹介するVTRが流れたんですね。福本アナウンサーもごらんになりましたか?

(福本): 残念!それは見ていません。

(芝田):
私はギリシャ戦の前に日本を紹介するVTRを見たのですが、まずギリシャの紹介は、経済破綻から始まって、社会問題や国民の反政府運動などを取り上げていました。さて、日本についてはどんなことが紹介されるのだろう、と思って楽しみにしていたら、まず出てきた映像が広島の原爆投下です。それから戦後の復興と、終始、モノクロVTRでした。最近の日本についてはほとんど紹介されませんでした。ちょっと残念な気がしたものです。

(福本): ところで、サッカー日本代表は新しい監督も決定して、既に4年後に向けてスタートを切っていますが、ではイラン代表のその後の動向、何かご存じですか?

(芝田):
まず、監督については、今、どうなっているのでしょうか。イラン側はポルトガル人のケイロス監督の続投を望んでいたようですし、ケイロス監督本人も、テレビの番組で、条件面で折り合いがつけば、続けてもいいという意向を示していたような気がします。とにかく、今回のワールドカップで、イランは日本と同じように予選リーグで敗退したものの、その評価は期待以上の活躍、健闘だった、というプラスのものですよね。また一から立て直し、というよりは、次のワールドカップまで、ケイロス監督の下でさらに磨きがかかったら楽しみだな、という思いもありますが、さてどうなるでしょうか。
あと、最近、日本サッカー協会が、イランの協会とパートナーシップ協定を締結したという、うれしいニュースがありました。サッカーの普及活動やプロリーグ運営経験についての情報を共有していくそうです。このときに、イランで9月から女子サッカーリーグが発足することも発表されています。

●リスナーより
去年、我が家ではクーラーをつけずにひと夏を過ごしました。家内は、今年もクーラーをつけずに夏を乗り切ると言っているので、熱帯夜の日によく眠れる方法、アイデアがないものかと思っています。ところで、私の地元、川崎大師では7月17日から21日まで、夏の風物詩とも言える「風鈴市」が行われています。明日は風鈴市に出かけ、江戸風鈴でも買ってみようと思っています。イランでは暑い夏に風鈴のように涼しさを感じさせるようなものがありますか?

●ラジオより
(福本): O・Kさん、お便りありがとうございます。日本は湿度が高いので、寝苦しい夜を快適に過ごすために様々な快眠グッズが販売されているみたいですよね。それにしても、Oさんはご住所を拝見する限りマンションにお住まいのようですが、ひと夏をクーラーなしとはちょっと驚いてしまいました。すごいことですよね。今年の日本は各地で猛暑が続いているということですが、Oさんのお宅では現在、どうしていらっしゃるのか、少々気になります。

(芝田):
実はわたしもこの夏、これまでクーラーなしで過ごしています。直しても直しても、電気の接続が悪くてショートしてしまうので、もうあきらめて放っておいて、クーラーなしで過ごしていたら、だんだん慣れてきてしまいました。ごはんを作るときと食べるときは汗だくになりますが、それ以外は暑くなったらシャワーを浴びに行き、そのままよく拭かずにいると、鳥肌が立ってくるくらいです。それは、テヘランが乾燥しているせいなんですが、さっぱりしたところで、窓を開けて眠るようにしています。日本のように、お風呂上りに改めて汗が吹き出てくる、ということはほとんどないですね。イラン人にクーラーがないという話をしたら、みんな"信じられない"とか、"日本人は我慢強いな"などと言いながら、昔の知恵を教えてくれました。扇風機の前に濡れたタオルを置いておくといい、とか、首の後ろを冷やすといいだとか。これらは確かに役立っています。

(福本):
そういえば、中村美香アナウンサーや北川修一アナウンサーも、最近クーラーが故障して困っています、という話をしていたように思います。先週40℃を記録したテヘランですから、芝田さんも体調管理にはくれぐれもお気を付け下さい。ところでOさん、風鈴市にはいらしたのでしょうか。随分と昔のことになりますが、私も浅草のほおずき市や、入谷の朝顔市に出かけたものです。金魚市もありましたっけ?夏の風物詩、懐かしいですね。では、芝田アナ、Oさんがお尋ねの、「風鈴のように涼しさを感じさせるもの」って、イランで何かあったでしょうか?

(芝田):
どうでしょうか。風鈴で思い出しましたが、昔、イランの人に風鈴をあげたら、とても喜ばれましたが、それで"涼を感じて"いたのかは定かではありません。単に音のなるかわいい飾りとして捉えられていたような気がします。福本アナウンサーは、何か思いつくものはありますか?

(福本): いいえ、食べ物では夏に限定の涼しさを呼ぶものって、結構あるのですが・・・。こと風鈴のように情緒に訴えるものって日本人に特有の感覚なのかもしれません。金魚もイランではお正月ノウルーズの風物詩ですし。

●リスナーより
今日の受信報告は『111回目』ということで、いわゆる「ぞろ目」です。この「ぞろ目」のように、イランでは「縁起が良いとされる数字の組み合わせ」といったものはあるでしょうか?

●ラジオより
(芝田): 福本アナは何か思いつくものってありますか?

(福本): いいえ、残念ながらちょっと思い浮かばないのですが・・・芝田アナは何かご存じですか?

(芝田):
たしかに、イラン人も数字がそろうのを好みますね。私はイラン暦だと誕生日が5月5日なのですが、いい並びだねと言われます。数字では7も好まれますね。ラッキーセブンからきているのでしょうか。面白いのは、日本と同じように、13が忌み嫌われているということです。

≪インタビューコーナー≫
ウード奏者 荻野仁子(さとこ)さん
聞き手 北川修一アナウンサー
― 今までなかなか知られることのなかったイラン音楽、でも近年は、インターネット等の発達によって、一昔前と比べてアクセスしやすくなりました。その一方で、音楽に興味を持つ人々が互いに交流する中で、イランの音楽が紹介され、口コミによって広がっていく、そのようなケースも、まだまだ存在します。日本人女性で、イランをはじめ中東諸国で使用されている弦楽器ウードの演奏者、荻野仁子さんも、音楽関係者を通じてイランの音楽を知るようになった方のお一人です。
彼女はもともとアラブ音楽やトルコ音楽の分野で演奏活動を行っていましたが、最近、荻野さんは身近なミュージシャンを通じて、イラン音楽を知るようになりました。とくにイラン西部クルディスタンの音楽に大きな興味を持ち、ご自身の演奏活動でもクルディスタンの音楽を演奏しています。
荻野さんはエジプトに留学した後、2003年から日本人ウード奏者、常味祐司(つねみ・ゆうじ)氏に師事し、その後音楽の勉強のためにアラブ諸国を訪れています。日本では首都圏を中心に、さまざまなイベントに出演していらっしゃいます。

≪北川修一アナウンサーのイラン音楽コーナー≫
今週はウード奏者、荻野さんとのインタビューの中で出たクルドの歌、セウゼレをお届けします。これはイランのラスターク・グループによるカバーですが、この歌はトルコのクルド人居住区でもよく知られており、クルド系ミュージシャンの多くが、この歌をカバーしています。

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(福本): 先週から今週にかけて、日本ではお盆休みを前に台風の襲来が重なって、交通機関に随分と混乱が生じた上に、各地に甚大な被害がもたらされたようです。芝田さんのご実家の地域は大丈夫でしたか?

(芝田): 実家の方は大丈夫だったようですが、帰省客に大きな影響があったというニュースを見ました。みなさん、大変でしたよね。私も大雪でフライトが欠航になって、イランに帰れず、大変な思いをしたことがあったのを思い出しました。

(福本): 皆様お住まいの地域は大丈夫でしたでしょうか。被害に遭われた方々には心からお見舞い申し上げます。さて、8月も半ば、ここテヘランでも公園や緑地帯のパンパスグラス・西洋ススキがフサフサした穂を伸ばしはじめています。暑さは相変わらずですが、季節は少しずつこうして移っていくのですね。

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