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2015/02/13(金曜) 23:20

2015年 2月13日(芝田・中村)【音声】

2015年 2月13日(芝田・中村)【音声】

●リスナーより

「お国では、葬儀のときにはグラジオラスが多用されるそうですね。私の地方は、やっぱり菊の花が使用されているようです。でも菊は香りがとてもよかったのですが、最近では年間を通じて栽培されるせいか、菊の花から香りがなくなってしまっているように思われてなりません」

 

●ラジオより
芝田:
Nさん、お便りありがとうございました。イランの葬儀はいろいろな意味で、日本とは大きく異なりますよね。お葬式に用いられるお花も、その一つですね。グラジオラスも、"白"が多いのですよね。お葬式を出すときの飾りに使われる花は、白が多い気がします。
中村:
そうですね。白と、少しだけ葉っぱの緑が入りますね。20年ほど前は葬式の飾りというとお花よりは、電飾のようなものが多かったのですが、ここ10年ほどは大きな花輪に送り主の名前を付けてスタンドに取り付けて飾ることが多いようです。夏の真っ盛りのお葬式では花がすぐにしおれてしまうので、一部では造花も使われています。

●リスナーより

「国により、重視される授業が異なることは、一つの『文化』なのでしょうね。イランで『体育』が重視されていない、とのお話しは、なかなか興味深いです。スポーツは楽しむもので、日本の『体育』は教練的で時代にそぐわない、という意見もあるようです」

●ラジオより
芝田:
これは先日、中村アナウンサーと一緒にお届けしたイランの体育や音楽に関する授業についてのご意見でした。
小野沢さんのお便りの続きには、最近は、小野沢さんから見ると行きすぎと思われる個人主義、平等主義のために、子供が競争をしなくなっているように感じる、とありました。学校や幼稚園の運動会で、負けた子がかわいそうだから、と徒競走を取りやめたなどと聞くと、本当に恐ろしくなってしまいます、と書かれていました。そんなことがあるんですね。
中村:
初めて聞きました。負けた子がかわいそうだから競争させない、というのは実社会では通用しないのではないかなと思います。個性を重視するのならば競争に一生懸命にならない子の考えも尊重してやるとか、いつもビリになっても深刻にならないようにするとか、いろんな考え方を受け入れるべきではないでしょうか。競争が好きな子もいるでしょうし、勝つ子がいれば負ける子がいるのは当たり前でしょうから。イランはわりとその点おおらかというかおおざっぱというかみんなあまり気にしないですね。本人も気にしていないですし。話がずれましたが、体育についてはもう少しイランでは重視されてもいいのではないかと思います。週に2,3回、必ず体育の授業があって思い切り体を鍛えるというのは必要ですね。大きくなってから体力がつきますし、これがないと受験勉強もできません。
芝田:
私は小中高と体育会系の部活に入っていたのですが、監督である先生に殴られたりは普通でした。今ではきっと大問題になるでしょうね。でも、あのおかげで我慢強くなったかなとは思います。もちろん、賛成もできませんけれど。イランでも教師の暴力が問題になったりすることはあるのでしょうか?
中村:
ありますね。たまに話が大きくなって耳に入ってくることがありますが、かなり以前からイランでも学校での体罰は禁止されています。今30前後になる主人の姪の時代から禁止されていたそうです。まあそれでもときどき先生が暴走することはあるようで、姪も小学校の時先生にたたかれたことがあるそうです。ただしその時はすぐにお母さんが学校に行って体罰だけはしないように抗議したそうです。主人が子どものころは体罰は普通だったそうです。あの時代の人にとっては体罰があったから勉強するようになった、と好意的に受け止めている人もいるようですけれど。
芝田:
イランの男子の小学校は、やんちゃな子が多くて先生が大変そうなイメージです。
中村:
先日、保護者会があったのですけれど、その時校長先生が700人あまりの生徒のうちほぼ半分が一人っ子でうちでも王さまだから学校でも多分にわがままでトラブルが多い、また男の子は乱暴なので学校では朝子どもたちを学校が受け取ってから、お昼無傷で保護者に返すまで心配が多い、とおっしゃっていました。息子はわりと大人しい方なのですが、それでもいろんなところにあざやたんこぶをこしらえて帰ってきますね。いじめられているのでなければ放っておきますが。実は入学するときに小学校も男の子だけだし息子は大人しいから大丈夫だろうかと心配したのですが、こちらの子はわりと優しい子が多くて男の子であっても低学年の子が転んで泣いていたりしたら駆け寄って助け起こしてあげたり、慰めてあげたり、味方してくれたり、あまりほったらかしにしないんですね。最近はイランでも一人っ子が増えたとは言いますが、小さいころから大勢の親戚の中で育って、大事にされ、大きくなったら下のこの遊び相手をして、と言うことになれているから学校でも優しいのかなと思いますね。

●リスナーより

「先日、確か成人の日だったと思いますが、関西ローカルの情報番組でイランを紹介していました。テヘランの空港到着から始まっていました。テヘランが高地で寒いことがよく分かりました。大都会「テヘラン」を垣間見ることができました。貴局の放送で聞く最新情報は大切ですが、『百聞は一見にしかず』とはいかんともしがたいものです」

●ラジオより
芝田:
というM4さんからのお便りでした。私も友人から、最近、テヘランのことがテレビで紹介されていた、美人がすごく多いと言っていたと聞きました。
ところで、中村アナウンサーは、イランに来る前、この国に対してどのようなイメージを抱いていましたか?
中村:
もう一般的な日本人が抱くイメージで、砂漠とらくだと羊、それと革命でした。大学の同級生も私がイラン人と結婚すると言うことを聞いて、イランではみんなテントに住んでいるらしいけど大丈夫?、と言っていましたし、日本から私の甥が来たときはやっぱり家がテントだろうと勝手に思っていたみたいです。実際に見たら天井は高いし、石造りで豪華だと言っていました。
芝田:
そうですか。では中村アウンサー自身、実際に来てみて、どんなところが思っていたのとは違いましたか?いい意味で、期待を裏切られたのはどんなことでしたか?
中村:
結婚前に一度イランを見ておきたいと思ってイランを訪問したのですが、やはり家がヨーロッパ風というか素敵なうちが多いんですね。それと夏の真っ盛りに来たのですが、外は暑くても家の中が快適でとてもすごしやすかったです。いわゆる全館冷房でどの部屋にいてもクーラーの風が入ってくるんですね。あと、これは実家の父も言っていたのですが、こんなに暑い国なのに水道の水が夏も冷たくてとてもおいしいと言っていました。父は生水にはあたらなかったのでそれも不思議だと言っていました。
期待を裏切られたのは、もう少しテヘラン市内でらくだとか羊とかうろうろしているのかと思っていたのですが、あまりいないのですね。特にラクダなど郊外に行かないとお目にかかれませんでした。あとテヘラン郊外の砂漠もドライブの途中などで見るのですが、砂丘が広がるような幻想的な砂漠ではなくてがれきが多い砂漠なんですね。いわゆる荒れ地なんだなあと思いました。開いた土地は多いのですが利用するのは大変だろうと思いました。

●リスナーより

今日の「ラジオ日誌」では、イランのナズリという習慣について語られていましたが、神様にお願いをして、それが叶ったときに食べ物を振舞うという気持ちが分かるような気がします。中村アナのご子息のクラスでナズリが多かったということは、それだけ神様に対する信仰を寄せ、お願いをする人が多かったことの表れではないでしょうか?

●ラジオより
芝田:
中村さん、こんなコメントを頂いています。ナズリというのは、願掛けをして食事を振舞う習慣ですね。
中村:
ナズリは願い事が叶ったときに配る人と、願い事を叶えてもらうためにあらかじめ配る人とがあります。息子のクラスメートのお母さんたちがどちらなのかはよく分かりませんが、もともと人に何かふるまうのが好きな人が多いのでしょうね。願い事は二の次かもしれません。保護者会などで話を聞いていても、子どもたちがおいしそうに食べてくれるのが一番うれしいと言っている人がいて、堅苦しい願掛けと言うより楽しんでやっているような印象を受けました。

続いてはインタビューのコーナーです。今週は、ラジオ日本語のインターネットサイトの担当であるフーシュファルスタッフに、サイトについてお話ししてもらいましょう。

芝田:
まずは、フーシュファルスタッフの毎日の仕事について説明してください。

フーシュファル:
私は毎日翻訳者が訳したニュースをアップデートしています。それに制作番組の原稿もサイトに載せたり、時々ギャラリーも調整したり入れます。
また、皆様からいただいたコメントも呼んでからパブリッシュします。
ニュースの場合に重視しているのは、アップデートのスピードです。
特に重要なニュース、たとえば、残念なニュースでもありましたが、この前の日本人の人質のニュースなどは、アップデートしてすぐに訪問者の数が増え、コメントも来ていました。
そういうニュースを目立つ場所においたり、関連なニュースもすぐにアップデートしたりなど、注目が多いニュースについては工夫をしています。

芝田:
最近気づいたのは、タイムリーなイベントなどについて、特別なコーナーが設けられることが多くなったことです。最近では、今週、イスラム革命の記念日があったので、その特別なコーナーが設けられていましたね。最高指導者の欧米の若者に向けたメッセージもそうです。

フーシュファル:
欧米の若者に向けた最高指導者のメッセージについては、ご意見やご感想を募集しています。
今まではたくさんのご意見をいただいています。ここでそれぞれの方々に感謝いたします。
これからもたくさんのご意見をお待ちしています。
それに、今週は"夜明けの10日間"と呼ばれる、1979年のイランイスラム革命の勝利記念週間にいましたから、それについても特別なコーナー設けました。そのコーナーの写真をクリックすると、その話題に関するニュースや番組が見ることができます。

芝田:
これまでに送られてきたご意見では、どのようなものがありますか?

フーシュファル:
例えば、先日のニュース「ホメイニー―イラン革命の祖」が山川出版社より刊行された報道について、渡辺純平さんから次のようなコメントをいただいています。「私はこの本を読了しましたが、本書の中ではホメイニー師の政治的偉業のみならず、彼のイスラーム実践に徹底した人生を垣間みる事ができました。
たとえば、彼の私生活や資産についても記されており、国家元首たる人物が、とても清貧な生活をしていたことに私は驚きました。
また、彼の息子が死去した際の逸話では、彼のイスラーム的な死生観を垣間みる事ができました。」
というコメントでした。
また、最高指導者ハーメネイー師の若者に向けたメッセージについてのコメントの一つなんですが、葛城 コトハさんからこのコメントをもらいました。「メッセージを読んで、ハーメネイー師やムスリムの方々が感じているであろう危機感を、なんとなくですが察する事ができました。」
全体的に皆さん、このメッセージが世界中に届けられ、平和につながることを願っているようです。
いただいているコメントの全体的な内容について言えば、戦争のニュースに関して;平和な世界を求めること、宗教的な内容について;ラジオ日本語とそのサイトによりイスラムを知ることができたこと、またほかはあまり報道されないニュースを聞いたり読んだりすることができてありがたい、という内容だと思います。

芝田:
短波放送からスタートしたラジオ日本語ですが、最近ではサイトからのリスナーも増えていて、内容の充実に取り組んでいます。ラジオ日本語のインターネットサイト、アドレスは、japanese.irib.irです。その日のライブ放送だけでなく、過去のアーカイブもサイトからお聞きいただけます。また、聞き逃してしまった番組を音声だけでなく、文字でも読めるようになっています。フーシュファルスタッフ、今後も充実した内容を届けてくださいね。今日はありがとうございました。

 

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