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2015/03/27(金曜) 23:20

2015年3月27日(北川・芝田)【音声】

2015年3月27日(北川・芝田)【音声】

●リスナーより
今年の冬を振り返って、テヘランに関してはどのような冬でしたか?また、農家の土作りはいつごろから始まりますか?テヘランではどのような作物ができますか?
● ラジオより
(北川)芝田さん、今年の冬を振り返って、今年はどんな冬でしたか?


(芝田)
そうですね。今年は全体的に暖かかったですよね。実は、去年の一年間を通して、職場の窓からアルボルズ山脈を映した写真があるのですが、去年はずいぶん、敷地内の小山の上にも雪が積もっていたのに、今年は全然、見られませんでした。目の前に聳えているアルボルズ山脈も、白い雪で覆われた日は本当に数えるほどしかなくて、こんなに暖かくて大丈夫なのかと思ってしまうほどでした。そういえば、冬の果物が全然不作だったと、八百屋さんの人たちが言っていました。
ちなみに、土作りについてですが、農業関係者が知り合いにいないので、確実なことはよくわかりませんが、ある制作番組によりますと、種まきや田植えがノウルーズ前後から始まることから、ノウルーズ前の冬には土作りが終わっていると思われます。また、テヘラン市では、近郊に個人所有の果樹園が多いことから、果物類の栽培が比較的多いようです。
●リスナーより
イランでもお菓子好きの方は多いと思いますが、メタボの大敵である間食を私もついついしていまいます。この歳になっても嬉しいものが、バレンタインデーのプレゼントです。今年いただいたチョコレートは、何と!!甘さ控えめでチョコにこだわった"大人のきのこの山"と"大人のたけのこの里"という商品でした。この商品は某メーカーの定番のロングセラー商品を、大人向けの新商品として2年ほど前から売り出されたものでした。「くつろぎを召し上がれ」とか「厳選ブレンド」と書かれたちょっと大人向けのキャッチコピーが大変気になる商品です。もう少し説明を加えると、前者は『ドミニカ豆とエクアドル豆のカカオマスを使ったこだわりの作り』でクラッカーが使われる部分がプレッツェルになっています、一方後者は『ドミニカ豆とマダガスカル豆が使われたこだわりの作り』で、ココアクッキーが使われています。今回のチョコは「義理チョコ」ですが、昨今のお菓子事情を知るに、新たな商品へのこだわりを感じた1日でした。商品はおなかの中・・・、体のいたるところに「きのこ」と「たけのこ」が出現しそうな今日この頃
●ラジオより
(北川)基本イランで生活しているため、そのようなアップグレードされた「きのこ」「たけのこ」が売っているは知りませんでした。イランもクッキーとチョコレートの、たけのこの里に似たような取り合わせのお菓子はありますが、クラッカー、あるいはプレッツェルとの組み合わせのお菓子は、見たことがありません。芝田アナ、イランできのこの山に似たテイストのお菓子ってご存知ですか?
(芝田)いや、あの絶妙なコンビネーションと味を出せるお菓子は、イランにはないと思います。チョコレートがかかったビスケットはありますけどね。たまにチョコのかかっていないビスケットが一枚入ったりしてることがあります。チョコの話で思い出したのですが、イランは革命前の時代、イギリスのマールスと提携したチョコレート・パールスというメーカーがあったそうです。現在は、名前を変えており、少し前まではテヘラン近郊に工場があったのですが、規模を拡大してヤズドという地方都市に工場が移転したと聞きました。現在、イランのチョコレートは、ドイツのメーカーと提携したり、ライセンスを取得したりしているところが多いそうです。きのことたけのこの談義から離れてしまいました。すみません。
(北川)さて、日本でもネットを始め、方々で盛んに論争されている「きのこ」「たけのこ」論争ですが、あまり深く入ると議論が白熱しそうなので、あまり深くは入り込みませんが、芝田アナは「きのこ派」でしょうか、それとも「たけのこ派」でしょうか?
(芝田)子供の頃はあっさりとしたきのこ派でしたが、大人になってからは、クッキーの部分がおいしいたけのこ派になりました。北川アナウンサーは?
(北川)私は芝田アナと逆なんです。子供の頃はたけのこ派でした。クッキーとチョコレートの接合部分が大変好きで、常に牛乳と一緒に食べるというこだわりがありました。ただ、大人になってから、特にイランに来てから、一見すると塩味のクラッカーとチョコレートの相反すると思われる、きのこの複雑な味が懐かしく感じられます。
●リスナーより
ところで、イランの人々がイメージする不死鳥の姿とは、どのような鳥の姿なのでしょうか。日本人の多くは不死鳥と鳳凰を重ねてイメージするのではないか、と思います。そうすると、自然と、そのイメージは古来から神輿の上に掲げられた鳳凰像のイメージ、というより手塚治虫氏の名作、「火の鳥」のイメージに重なるのではないかと勝手に想像しています。さて、イランの方々のイメージは?また、竜も日本とイランでは、かなりイメージが異なるようですね。番組の中でも「中国を除く」と注釈されていたように、中国や日本の竜は、明らかに「聖獣」であって、決して干ばつの象徴ではなく、どちらかといえば雨や水をつかさどる存在のように思えます。宝玉を守っている場合もありますが、基本的には神格化された存在といえるのではないでしょうか。イランの方々のイメージする竜は、ヨーロッパのドラゴンと同じイメージですね。
●ラジオより
『民話と伝説』ですでにお話していると思われますが、流線的なデザインのシーモルグは、何かしらのシンボルとして街中で見かけることがあります。この不死鳥とされるシーモルグ、13世紀の神秘主義詩人アッタールの『鳥の言葉』では、完全な存在の象徴とされ、また「熟練した中国の画家でもその美しさをあらわすことができなかった」と呼ばれるほど、美しいよいものの象徴とされています。手塚治虫さんの名作、「火の鳥」に出てくる鳥とは、尾が長いという点で共通です。とにかく、古い細密画でも現代でも、極彩色の美しい鳥としてイメージされているようです。
また、ご指摘のとおり、イランで竜は退治されるべき害悪といった存在で、日本や中国、朝鮮半島のように、肯定的なイメージはありません。ザンジャーン州のダシュカサン遺跡という、モンゴル時代の遺跡には、イランで唯一の竜のレリーフがありますが、それ以外にイランで龍をよいものとして扱った遺跡や遺物は、いまのところ確認されていません。ダシュカサン遺跡のレリーフはまさに中国でよく見る龍の形をしており、建設にはモンゴル方面からかかわった人物が関与したということです。ちなみに、北川も以前、大変お世話になった方に龍があしらわれた絹の刺繍を送ったことがありますが、微妙な顔をされたことがあります。かなり高価なものだったのですが。
● リスナーより
本日お聞きしました「イランの文化と風俗習慣」では、"チャイ"と呼ばれる紅茶を飲むイラン人の習慣について紹介されていましたが、大変興味深く感じました。イラン人はかつてコーヒーを飲んでいたとのことですが、なぜそれがチャイに取って代わったのでしょうか。茶位がイラン人の味覚によく合ったからでしょうか、あるいはイランで栽培し、安価だったからでしょうか。また、現在、コーヒーはどの程度飲まれているのでしょうか。日本や欧米のような紅茶も飲まれているのでしょうか。
● ラジオより
(北川)芝田さん、イランではやはり、コーヒーよりも紅茶が一般的ですよね。その一方で、現在、いろいろコーヒーを飲める店が増えているような気がするのですが。
(芝田)そうですね。昔よりも、イラン人の間で、コーヒーが一般的になってきた気がします。
(北川)なお、イランで昔コーヒーがよく飲まれていたのは、当時からコーヒーの効用が知られており、神秘主義者が夜通し祈りを唱えていたことから飲まれていたということを物の本で見たことがあります。チャイはもともとインドから輸入していたそうですが、後にイランにも持ち込まれ、イランで栽培されるようになりました。その頃には、チャイを飲む習慣は一般的だったようです。コーヒーからチャイに変わった理由についてはよくわかりません。また、チャイがイランに入ってきた当時、コーヒーを飲む習慣も大変一般的だったのか、ということも、よくわかりません。ちなみに芝田さん、最近、イランのスーパーや商店で見かけるお茶の種類が増えたような気がするのですが、どんなものがあったか覚えていらっしゃいますか?または、こういったものがお気に入り、というのがあれば、お教えください。
(芝田)
そうですね。ここ数年はフレーバーティが格段に増えましたよね。とはいえ、イランでは昔から、カモミールやジャスミンなどのハーブティにはじまり、いろいろな植物を煮出して飲んでいたようです。ところで、北川アナウンサーは、ルリジサという植物をご存知ですか?
(北川)伝統的な薬局で売られている、あの紫の花ですか?
(芝田)これ、イラン人の間でよく飲まれているんですよね。調べてみたら、スープやサラダの合わせにも用いられて、なんと、腫瘍を消滅させる効果があるそうです。また、恐怖やストレスに対して、アドレナリンを分泌させ、鬱などに効能があることが確認されているとのことでした。このルリジサという植物、ペルシャ語では、ゴルガーヴ・ザバーンというのですが、それを煮出したものが健康によいという理由で、よく飲まれているようです。
(北川)昔、イランに駐在していた友人が、不眠症に悩まされていて、いろいろなところから情報を集めたところ、このルリジザをお茶のようにして飲むのがいいといわれたそうです。
インタビューコーナー
今週は、最近イラン音楽に触れた、写真家の北見智美さんのインタビューをお届けします。北見さんは写真家として国際的な活動に従事されている傍らで、シタール、ハルモニウムといった楽器を通じてインド音楽を習得中です。北見さんは日本国内で行われたライブイベントを通じて、イラン音楽に触れました。
音楽コーナー
今週は新年にちなみ、イラン中部に住む遊牧民、バフティヤーリー族の音楽を紹介します。新年には様々な催し物や見世物が催されますが、そのうちのひとつ、綱渡りの際に吹かれたといわれる曲です。それではお聞きください、バフティヤーリー族による音楽で、バンドバーズィー、綱渡り、です。

 

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