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2016/01/22(金曜) 23:21

2016年1月22日(芝田・山口)【音声】

2016年1月22日(芝田・山口)【音声】

●リスナーより

「今日のようこそイランへ、では、テヘランの野鳥公園が紹介されていましたが、公園には日本ではなかなか見ることのできない野鳥が生息していることを知りました。職場の同僚にバードウォッチングを趣味にしている同僚がいるので、テヘランにはこのような自然公園があることを話してみようと思います」

●ラジオより

芝田

山口アナウンサーは、このテヘランにある野鳥公園の存在、ご存知でしたか?

山口

恥ずかしながら、知りませんでした。テヘラン郊外や地方都市には、よく足を伸ばして旅行に行くのですが、長らく住んでいるテヘラン市内の周遊がおろそかになってしまっています。これほど広い国土に多様な気候風土を誇るイランですから、それこそ、たくさんの野鳥がいるのでしょうね。将来は是非、テヘラン市内の見所を密着取材して、この野鳥公園にも是非言ってみたいと思います。芝田アナウンサーは、行ったことはありますか?

芝田

私も行ったことがありませんでした。でも行ってみてとても楽しかったという話を聞いたことがあります。本当にいろいろな種類の鳥が見られるらしいです。ところで、この野鳥公園も含めて、テヘランには、本当に数多くの公園がありますよね。日比谷公園のような、規模の大きな公園も決して少なくありません。乾燥しているこのテヘランで、青々とした芝生や色とりどりの花が見られる公園は、とても貴重な存在です。きっと手入れも大変だと思うのですが、本当にきれいに整備されています。人々にも人気があって、いつも多くの人で賑わっていますよね。駐車場には入りきれない車が、公園の傍らに列を連ねて停めてあるくらいです。夏はバーベキューを楽しむ人の姿も見られます。ほのぼのしますよね。

山口

本当にそうですよね。特に、最近のテヘランは交通渋滞や大気汚染などが問題になっていまして、屋外の自然環境でゆっくりくつろぐなどといういことは、テヘラン市内では夢のまた夢ではないかと思ったりしてしまいます。テヘランも今や、世界の大都市の仲間入りをしているわけですが、その一方で私たちには、必ず憩いの場、安らぎの場としての緑の空間が必要だと思います。このような環境は、、是非大切にしたいものですよね。

●リスナーより

「イスラム教はシーア派やスンニー派など、いろいろな宗派があっていろいろ難しいですね。今回、サウジアラビアがシーア派のナムル師を処刑したのはいかがなものだったのでしょうか。サウジアラビア政府は処刑後どうなるかを予測できなかったのか、政府が弱体化しているという話もありますが、その通りのような気がします」

「イランとサウジアラビアの対立が、世界にさまざまな影響を及ぼす可能性があることが心配されます」

●ラジオより

芝田

菊池さん、武井さん、お便りありがとうございました。私も年末年始と日本に帰国していたのですが、連日のように、このイランとサウジアラビアの情勢が伝えられていました。お便りにもその話題が多いことから、注目度の高さが感じられますよね。日本の報道では、情勢不安を心配する声もありましたが、その一方で、イランでは核の合意の実施が始まり、制裁が解除されるといういいニュースもありますよね。市民レベルでは、あまり以前と変わらない雰囲気だと感じています。

山口

ええ、とりあえずはまだ、皆さん慎重に成り行きを見守っているというところでしょうか。今後の動向を注意深く見守っていく必要があると思います。しかし、何はともあれ、核合意の実施により長年の問題が解決され、良い方向に向かうための一里塚になっていることは確かですよね。きっとこれから、色々な動きが出てくるのではないでしょうか。これを機会に、イランと日本、そしてそのほかの国との交流がもっと盛んになり、イランがますます世界で重要な役割を担うようになって、現在発生している色々な問題の解決をさらに後押し、というよりも、イランが先頭に立って、世界の問題を解決してくれることを願っています。

 

●リスナーより

「今年は暖かいといっても、冬は寒いもの。暖かく寝るために冬場に干す布団。イランでも布団を干す習慣はありますか?」

●ラジオより

芝田

本当に、暖冬とは言っても、寒さは感じますよね。ところで、イランではお布団を干す習慣はほとんどないと言っていいと思いますが。

山口

そうですよね。私がイランに来てまず気づいた、日本と違う習慣の1つが、布団を干す習慣がないことでした。でも良く考えてみれば、イランはただでさえ乾燥していますし、普通にたたんで部屋の片隅に片付けておいても、乾いてしまうのでしょうか。特に干さなくても、ひんやりして寒いと思ったことはないですね。それと、住宅事情もかなり関係しているように思います。特に最近のテヘランでは、布団を干せるような広い庭やテラス、バルコニーのあるお宅が少ないように感じますね。余談になりますけれど、私が20年ほど前に初めてイランに来たばかりのころは、春の新年の前になると、自宅の屋上でじゅうたんを洗って干すという光景がたくさん見られたものです。でも現在では、職業を持つ女性が増えたこともあり、そういう光景もあまり見られなくなって、専門のクリーニング業者さんが繁盛していますよね。

芝田

イランの家庭は、今はほとんどがリビングにはソファや応接セットがあって、寝室にはベッドがあるスタイルですよね。お布団を敷いて眠る家庭は少数派だと思います。私が正座をすると、ほとんどのイラン人に驚かれます。どうしたらそんな風に座れるのか、とか、膝が痛くならないか、とか聞かれます。山口アナウンサーは、そんな経験はありますか?

山口

そういえば、正座でなくとも、横座りをしても、「イランでは、女性もあぐらをかくのが正式な座り方だ」と言われたことがあります。「日本では、女性があぐらをかくのはよくないとされていて、私も親からそういうしつけを受けてきた」と言うとみんなびっくりしますね。「どうして?これが一番楽なのに」といった表情をされます。もちろん、最近ではテヘラン市内では先ほどのお話にもあったとおり、リビングにはソファーがある家庭が多くなっていますから、そのような会話が交わされることも少なくなってきましたよね。もっとも、地方都市やテヘランの下町ですと、まだまだ床に座る生活をしているお宅をよく見かけます。ところで、あぐらという座り方ですが、漢字では「胡坐」と書くそうです。この「胡」という字は、元々は現在の中央アジアのソグド地方の人々、ペルシャ系の人々、ひいては西アジアを意味しますが、調べてみましたところ、胡坐という座り方は本来、足の裏を見せることを失礼だとするアラブ人、ペルシャ人の座り方だったとか。それで漢字でこのように書くそうです。これは新発見でした。

芝田

なるほど、それは私も知りませんでした。

ちなみに、赤ちゃんを寝かせるとき、日本人はよく胸に抱いたり、おぶいひもを使ったりしますが、イラン人は膝を伸ばして座り、その上に寝かせて足を揺らして寝かせています。こんな寝かせ方は、日本では見たことがないですよね。でも赤ちゃんはそれですっと眠りに落ちていきます。

山口

そうですね。私も、娘がまだ小さかったころ、ベビーベッドではなく自分のひざを伸ばしてベビー用の布団を乗せて、そこに娘を寝かせて揺らしていたことを良く覚えています。本当に早く寝入っていましたね。そうそう、そういえばそのころ私は、テヘランの下町に住んでいまして、そこでは今のような椅子とテーブルの生活ではなく、じゅうたんの上に座る生活でして、寝るときも布団を敷いていました。こういう生活スタイルの場合は、おぶい紐などよりも、すぐ床に座ってひざを伸ばすほうが、子供をすぐに寝かしつけるには手っ取り早いかもしれませんね。

●リスナーより

「今日の放送で、日本とテヘランの直行便がないことを初めて知りました。テヘランはどこで乗り継いで到着まで何時間ほどかかるのですか?」

●ラジオより

芝田

私はいつも帰国するときは、カタールのドーハか、アラブ首長国連邦のドバイで乗り換える便を使っています。山口さんはどうですか?それにしても、どこかを経由すると、全部で20時間近くかかりますから、大変ですよね。

山口

そうですね、私はここ最近はもっぱらカタールのドーハ経由が多かったのですが、昨年帰国した際に、初めてトルコのイスタンブール経由で、ターキッシュエアーに乗ってみました。サービスも良かったですし、そのほかのエアラインとそれほど変わらないと思います。ただやはり、乗り継ぎ待ちの時間があることはどうしようもないですよね。

芝田

本当に直行便があったころは10時間前後で帰国できていたのですから、直行便が就航してくれるといいですよね。

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